せっかく綺麗に付けたネイルチップが外出先でポロッと外れてしまったり、ふとした瞬間に爪に亀裂が入ってしまったりすることは意外と多いものです。
そんな緊急事態に専用の接着剤が手元にないと、どうにかして直せないかと焦ってしまいますよね。
すぐにショップへ買いに行けない状況では、家にあるものでネイルグルーの代用に関する方法がないかと検索される方も多いはずです。
実は、身近なアイテムを使って一時的な応急処置をすることが可能です。
この記事では、マニキュアや絆創膏を活用した急場しのぎのテクニックや、やってはいけないNG例についても詳しくご紹介していきますね。
- マニキュアやトップコートを使った身近な代用テクニック
- 爪の亀裂を絆創膏とティーバッグで補強する裏技
- 瞬間接着剤をネイルグルーの代わりに使う危険性とリスク
- 100均で買える専用グッズと安全なオフの方法
家にある物でネイルグルーの代用をする方法

外出中や夜中にネイルチップが外れてしまった時、わざわざ買いに行くのは大変ですよね。
まずは、どこの家庭にもあるような身近なアイテムを使って、一時的に固定したり補修したりする方法をご紹介します。
あくまで応急処置ですが、知っておくと便利ですよ。
透明マニキュアを使った応急処置
ネイルチップが外れてしまった際、最も手軽に代用できるアイテムの一つが透明なマニキュアです。
接着力は専用のグルーに比べれば格段に落ちますが、一時的にチップを爪に乗せておく程度であれば十分に役立ちます。
特に、写真を撮る数分の間だけ持たせたい場合や、帰宅するまでの短時間をしのぎたい場合には有効な手段と言えるでしょう。
使い方はとても簡単で、自爪とチップの裏側の両方にマニキュアを少し多めに塗り、乾く前にしっかりと圧着させるだけです。
ポイントは、空気が入らないようにギュッと押さえること。
ただし、水には非常に弱いため、手を洗うとすぐに取れてしまう可能性が高い点には注意が必要です。
あくまで「見せかけ」の固定であることを理解して使いましょう。
カラーのマニキュアでも代用は可能ですが、自爪やチップに色が移ってしまうリスクがあるため、できればクリアタイプのものを使うのが無難ですね。
ポイント:
あくまで一時的な固定用です。
水濡れや衝撃には弱いので、無理な力は加えないようにしましょう。
トップコートで接着する手順

透明マニキュアと同様に、トップコートもネイルグルーの代用品として活用できます。
一般的にトップコートはマニキュアの表面を保護するために少し粘度が高く作られているものが多く、種類によっては通常のマニキュアよりも接着力が期待できるかもしれません。
特に「ジェル風」に仕上がるぷっくりとしたタイプのトップコートは、厚みが出る分、爪とチップの隙間を埋めやすく、密着度が高まる傾向にあります。
手順としては、まず自爪の油分をしっかりと拭き取ることが重要です。
ハンドクリームなどの油分が残っていると、接着力が著しく低下してしまいます。
アルコールや除光液で爪を拭いた後、トップコートを糊のように塗ってチップを装着し、数分間指で押さえて固定しましょう。
完全に乾くまで触らないのがコツです。
これも水に弱い性質は変わりませんが、クリアマニキュアがない場合の有力な選択肢になりますよ。
ネイル用両面テープの活用術

もし手元に「ネイル用の両面テープ」が余っているなら、液体の代用品を使うよりも安全で確実に固定できます。
「グルーがないから代用したい」と考えている時、意外とネイルボックスの奥にテープが眠っていることを見落としがちです。
専用のテープは爪への負担が少なく、クッション性があるため、衝撃を吸収して外れにくくしてくれるメリットがあります。
厚みのある強力タイプであれば、多少の家事をしても耐えられることがありますが、薄いタイプの場合は水仕事で粘着力が弱まることがあります。
もし専用テープがない場合、文房具の強力両面テープを使いたくなるかもしれませんが、これは爪や皮膚に使うことを想定していないため、かぶれや剥がす時のトラブルの原因になります。
文具用テープの使用は避け、必ず人体に使用できるものを探しましょう。
どうしてもという場合は、絆創膏の粘着面を利用する方がまだ肌には優しいかもしれません。
注意:文房具用の両面テープは、衛生面や爪へのダメージを考慮すると推奨できません。
ベースコートも代わりになる?

マニキュアのベースコートも、実は接着剤の代わりとして優秀な働きをしてくれます。
ベースコートは本来、自爪とマニキュアの密着を良くするためのアイテムなので、表面がペタペタとした粘着質に仕上がるものが多いですよね。
この「ペタペタ」を利用することで、トップコートや通常のマニキュアよりもチップが滑りにくく、初期の固定がしやすいという特徴があります。
使い方は他のポリッシュ類と同じですが、ベースコートは自爪を保護する成分が含まれていることが多いため、爪への負担を少しでも減らしたい場合には最適な選択肢かもしれません。
塗布した後に少し乾かして、表面が半乾きで粘り気が出てきたタイミングでチップを乗せると、より強くくっつきます。
「手元にグルーがない!」という時は、ネイルセットの中にベースコートが残っていないか確認してみてください。
意外な救世主になるかもしれませんよ。
爪の亀裂は絆創膏で補強できる

ネイルチップの接着ではなく、自爪に「亀裂」が入ってしまった場合の補修として、ネイルグルーの代用を探している方もいるでしょう。
そんな時に役立つのが「絆創膏」と、意外なアイテム「ティーバッグ」です。
これはネイルサロンなどでも応急処置として知られる有名な裏技なんですよ。
方法は、まず絆創膏のガーゼ以外の粘着部分、もしくは使い終わったティーバッグの不織布を、亀裂が隠れるくらいの小さなサイズにカットします。
爪にベースコートやトップコートを塗り、その上にカットした素材を貼り付けます。
さらにその上からトップコートを重ね塗りして固めれば、繊維が亀裂を繋ぎ止める役割を果たし、補強が完了します。
繊維が透明化して目立たなくなるため、上からカラーを塗れば見た目も気になりません。グルーがなくても、この方法なら亀裂が広がるのを防ぐことができます。
※以下の表は横にスクロールできます
| 代用品 | 接着力 | 手軽さ | おすすめシーン |
|---|---|---|---|
| 透明マニキュア | 弱 | ◎ | 写真撮影など短時間 |
| トップコート | 弱~中 | ◎ | 数時間の外出 |
| ベースコート | 中 | ○ | 爪への負担を考慮したい時 |
| 絆創膏(補強) | 中(補強) | ○ | 爪の亀裂・割れ防止 |
ネイルグルーの代用で瞬間接着剤は危険?

「ネイルグルーって、匂いも見た目も瞬間接着剤に似ているから、アロンアルファでも代用できるのでは?」と考える方は非常に多いです。
確かに成分は似ていますが、安易に使うと取り返しのつかないトラブルになる可能性があります。ここではそのリスクについて紹介します。
アロンアルファを使うリスク
結論から言うと、工作用の瞬間接着剤(アロンアルファなど)をネイルグルーの代用として使うのはおすすめできません。
確かに主成分は「シアノアクリレート」という同じ系統の化学物質であることが多いですが、ネイル用と工作用では細かい成分配合が異なります。
最大のリスクは、硬化する際に発生する「熱」です。
瞬間接着剤は、繊維(服や布など)や特定の素材と反応すると急激に発熱することがあります。
爪や皮膚に付着した際に高熱を発し、火傷をしてしまう事故も報告されています。
また、工作用はカチカチに硬くなるため、柔軟性のある「爪」の動きに追従できず、ちょっとした衝撃でパリッと割れたり、その衝撃で自爪ごと持っていかれたりすることがあります。
「くっつけば何でもいい」と安易に使うのは非常に危険です。
警告:
瞬間接着剤が皮膚や衣服に付着すると、化学反応熱で火傷をする恐れがあります。
絶対に安易に使用しないでください。
爪へのダメージとトラブル事例
瞬間接着剤を代用してしまった場合に起こりうるトラブルとして最も怖いのが、「爪甲剥離(そうこうはくり)」などの爪の病気です。
強力すぎる接着力ゆえに、無理に剥がそうとした際に爪の層がめくれて薄くなってしまったり、爪が皮膚から剥がれてしまったりすることがあります。
また、ネイルチップと自爪の間に隙間ができたまま強力に固まってしまうと、その隙間に水が溜まり、雑菌が繁殖して爪が緑色に変色する「グリーンネイル(カビ)」の原因になることもあります。
専用のグルーであれば、適度な粘度で隙間を埋めやすく作られていますが、サラサラとした液状の瞬間接着剤では隙間ができやすいのです。
一度トラブルが起きると、完治するまでネイルを楽しめなくなってしまいます。
健康な爪を守るためにも、リスクを知っておくことが大切ですね。
セリアやダイソーで買える?
どうしてもネイルグルーが必要な場合、高いお金を出さなくても100円ショップで手に入れることができます。
セリアやダイソー、キャンドゥなどの100均には、ネイルコーナーに「ネイルチップ用グルー」や「ネイル用接着剤」が販売されています。
これらは110円という安さですが、しっかりと「爪に使うこと」を目的として製造されているため、文房具の瞬間接着剤を使うよりはずっと安全です。
もし外出先でチップが取れてしまい、近くに100均があるなら、迷わずそちらへ駆け込みましょう。
ただし、100均の接着剤コーナーには工作用の強力接着剤も並んでいます。
必ず「化粧品」「ネイル用」と記載されているものを選んでくださいね。
パッケージが似ていることもあるので、購入前の確認は必須です。
メモ:100均には「粘着グミ」という、グルーよりも扱いやすいシール状の接着剤も売っています。
初心者の方はこちらもおすすめです。
代用品を使った時のオフ方法
マニキュアやトップコートを接着剤代わりにした場合は、通常の除光液(リムーバー)をたっぷり染み込ませれば、比較的簡単にオフすることができます。
無理に剥がそうとせず、隙間から除光液を垂らして、ゆっくりと溶かしながら外していきましょう。
一方で、もし誤って瞬間接着剤を使ってしまった場合は、通常の除光液ではなかなか落ちません。
「アセトン」という成分が100%入っている強力なリムーバーや、専用の「グルーオフ(剥がし液)」が必要です。
これを浸したコットンを爪に乗せ、アルミホイルで巻いて10分〜15分ほど放置し、接着剤を柔らかくしてから木の棒などで少しずつ押し剥がします。
間違っても、力任せにベリッと剥がしてはいけません。
爪の表面がすべて持っていかれてしまいます。時間がかかっても、丁寧に溶かすことが最優先です。
やはり専用のグルーが一番安全
ここまで様々な代用方法やリスクをお伝えしてきましたが、最終的には「ネイル専用のグルー」を使うのが最も安全で確実です。
専用グルーは、爪の成分であるケラチンへの影響を考慮されていたり、衝撃に対する柔軟性を持たせてあったりと、やはり用途に特化した設計になっています。
最近では、筆タイプで塗りやすいものや、アレルギー成分を抑えたもの、お湯でオフできるものなど、機能的なグルーがたくさん登場しています。
代用品はあくまで「緊急時のその場しのぎ」として考え、帰宅後や時間がある時には、適切なアイテムを使ってネイルを楽しむことを強くおすすめします。
美しいネイルは、健康な自爪があってこそ映えるものですからね。
ネイルグルーの代用に関するまとめ
今回は、ネイルグルーがない時の代用アイデアや、注意すべき点について解説してきました。
マニキュアやトップコート、絆創膏などは、どこの家庭にもあるもので急なトラブルに対応できる便利なアイテムです。
しかし、接着力や耐久性は専用品には及びませんし、瞬間接着剤の流用は大きなリスクを伴います。
「たった数時間だから」「今日だけ持てばいい」というシーンでは代用テクニックを活用し、長く楽しみたい場合や爪の健康を第一に考えるなら、100均でも良いので専用のグルーを用意する。
このように状況に応じて使い分けるのが賢い方法かなと思います。
トラブルなくネイルライフを楽しむために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
免責事項:本記事で紹介した代用方法は、あくまで緊急時の応急処置です。
使用による爪のトラブルやネイル用品の破損について、当サイトは責任を負いかねます。
最終的な判断はご自身の責任において行ってください。

