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シソの花が咲いたら終わり?収穫と絶品レシピで活用する方法

シソの花が咲いたら終わり?収穫と絶品レシピで活用する方法 園芸
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家庭菜園で大葉を育てていると、気づけば穂が出てきて「あれ、もうシソの花が咲いちゃった」と驚くことはありませんか。

せっかく育てたシソの花が咲いたら、もう葉っぱは収穫できないのか、株ごと抜いてしまうべきなのか迷ってしまいますよね。

実は私もホームセンターで働いていた頃はお客様からよく相談されましたし、最近自分でも育て始めてその寂しさを実感しました。

でも安心してください。

花が咲くのは植物としての自然なサイクルですし、実は花や実はとっても美味しい食材になるんです。

  • 花が咲いた後の葉の状態と株の寿命について理解できる
  • 花を摘み取ることで長く収穫を楽しむための対処法がわかる
  • 捨ててしまいがちな花穂や実を使った絶品レシピを知れる
  • 来年の栽培に向けた種の採り方や保存方法を学べる
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シソの花が咲いたら葉の収穫は終わり?原因と今後の対策

シソの花が咲いたら葉の収穫は終わり?原因と今後の対策

家庭菜園初心者の方にとって、順調に育っていたシソに花穂がつくと「もう枯れてしまうのかな」と不安になるものです。

ここでは、なぜこの時期に花が咲くのかという植物としての仕組みや、花が咲いた後に葉っぱがどう変化するのかについて、私の経験も交えながら詳しく解説していきます。

シソの花が咲く時期や原因とは

シソの花が咲くのには、日照時間が大きく関係しています。

シソは「短日植物」といって、日が短くなってきたり、気温が下がってきたりすると子孫を残そうとして花芽をつける性質があるんです。

一般的には夏の終わりから秋にかけて、だいたい9月頃に花穂が見え始めることが多いですね。

私がホームセンターに勤務していた時も、秋口になると「急に花が咲いたんだけど」というお問い合わせが増えたのを覚えています。

また、街灯や部屋の明かりが当たらない場所で育てていると、より自然のリズムを感じ取って花が咲きやすくなることもあります。

これは植物が「冬が来る前に種を残さなきゃ!」と頑張っている証拠なので、決して失敗したわけではありません。

季節の移ろいを感じながら、この変化を受け入れてあげるのも家庭菜園の醍醐味かなと思います。

花が咲いた後の葉は硬くて食べられないのか

花が咲いた後の葉は硬くて食べられないのか

残念ながら、花が咲き始めると葉っぱの食感や味は少し落ちてしまいます。

植物は花を咲かせたり種を作ったりすることに全エネルギーを注ぎ込むようになるため、葉の方へ行く栄養が後回しになってしまうんですね。

その結果、葉は少し小さくなり、厚みが出てゴワゴワとした硬い食感になりがちです。

「じゃあもう食べられないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

生で食べる薬味としては口当たりが悪くなるかもしれませんが、加熱調理には十分使えます。

たとえば、刻んでつくねや餃子のタネに混ぜ込んだり、味噌巻きにして焼いたりすれば、硬さは気にならなくなりますし、シソ特有の爽やかな香りは楽しめます。

私も少し硬くなった葉は、細かく刻んでチャーハンに入れたりしていますよ。

捨てるのはもったいないので、ぜひ最後まで使い切ってあげてください。

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まだ間に合う?切り戻しで葉を復活させる方法

まだ間に合う?切り戻しで葉を復活させる方法

花穂が出始めたばかりの初期段階であれば、まだ葉の収穫を延ばすことができるかもしれません。

その方法は「切り戻し」や「摘蕾(てきらい)」と呼ばれる作業です。

花穂が見えたら、早めにその部分を摘み取ってしまうことで、株が「まだ種を作る時期じゃない」と勘違いし、再び葉を茂らせようとする力を引き出すことができます。

具体的には、花穂ができている先端部分をハサミでカットします。

この時、少し思い切って下の節から切ると、脇芽が出てきやすくなります。

ポイントは、花が完全に咲ききる前にこまめに摘み取ることです。

ただ、季節的に気温が下がってくると植物自体の勢いも落ちてくるので、真夏のような柔らかい葉が大量に復活するというのは難しいかもしれません。

あくまで「もう少し長く楽しむための延命措置」くらいに考えておくのが良いかなと思います。

私も見つけ次第パチパチと摘んで、少しでも長く収穫できるように粘っています。

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来年のために種を採るタイミングと保存法

来年のために種を採るタイミングと保存法

もし株が十分に育ってそろそろ栽培を終わりにしようと思っているなら、来年のために「種」を採るのもおすすめです。

シソはこぼれ種でも勝手に生えてくるほど生命力が強い植物ですが、確実に育てたいなら種を採取して保管しておきましょう。

種を採るタイミングは、花が咲き終わって実が膨らみ、茶色く枯れてきた頃です。

完全にカラカラになる直前くらいに穂ごと切り取り、新聞紙などの上で乾燥させます。

指で揉んでパラパラと種が落ちるようになったら、ゴミを取り除いて種だけを集めます。

保存方法は、乾燥剤(シリカゲルなど)と一緒に封筒や密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室などで保管するのがベストです。

シソの種は寿命が比較的短いと言われているので、翌年の春には撒くようにしてくださいね。

「自分で採った種からまた芽が出た!」という喜びは、苗を買ってくるのとはまた違った感動がありますよ。

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プランター栽培で花を咲かせないための予防策

プランター栽培で花を咲かせないための予防策

「できるだけ長く葉を楽しみたいから、花は咲かせたくない」という場合は、夜間の光の管理が重要になります。

先ほどもお話しした通り、シソは夜が長くなると花芽をつける短日植物です。

そのため、夜間も照明が当たるような明るい場所に置いておくと、花芽がつきにくくなることがあります。

これを逆手に取って、夕方以降も部屋の明かりが漏れる窓辺に置いたり、意識的に光を当てたりすることで開花を遅らせる「電照栽培」のような工夫も可能です。

ただし、一般家庭で厳密にコントロールするのは少し大変かもしれませんね。

肥料切れも老化を早めて花芽をつける原因になります。

葉の色が薄くなってきたなと感じたら、液体肥料などを適度に与えて株の若さを保つことも、花を咲かせないための予防策として有効です。

私も「まだ若いぞ!」とシソに言い聞かせるように、定期的に追肥をして長く楽しんでいます。

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シソの花が咲いたら実は絶品食材!無駄にしない活用法

シソの花が咲いたら実は絶品食材!無駄にしない活用法

ここからは、あえて花を咲かせて楽しむ「食材としてのシソの花」についてご紹介します。

「花が咲いてしまった」と落ち込むのではなく、「やっとこの季節が来た!」とワクワクできるような、美味しい活用法がたくさんあるんです。

穂紫蘇(ほじそ)として楽しむ収穫のベストタイミング

シソの花や実のついた穂の部分は「穂紫蘇(ほじそ)」と呼ばれ、料亭の刺身のツマなどで見かける高級食材でもあります。

これを自宅で収穫できるのは家庭菜園ならではの特権ですよね。

でも、いつ収穫すれば一番美味しいのでしょうか。

ベストなタイミングは、花が全体の3割から半分くらい咲いた状態の時です。

この時期の穂紫蘇は香りが最も強く、食感も柔らかくて最高に美味しいんです。

花が咲き終わって実が大きくなりすぎると、食感が硬くなり、食べた時に口の中に繊維が残ることがあります。

ですので、花がチラホラと咲き始めたら、ハサミを持って収穫の準備をしてください。

茎の根元からパチンと切り取ります。

収穫したての穂紫蘇の香りは、スーパーで売っている大葉とは比べ物にならないほどフレッシュで強烈ですよ。

私はこの香りを嗅ぐと「あぁ、秋が来たな」としみじみ感じます。

香り爆発!ご飯が止まらない穂紫蘇の醤油漬け

香り爆発!ご飯が止まらない穂紫蘇の醤油漬け

収穫した穂紫蘇の一番のおすすめレシピは、何と言っても「醤油漬け」です。

これさえあれば、ご飯が何杯でもいけるというくらいの絶品ご飯のお供になります。

作り方も驚くほど簡単なので、ぜひ試していただきたいです。

簡単レシピ:穂紫蘇の醤油漬け
収穫した穂紫蘇をきれいに洗い、水気をしっかり拭き取ります。

指で茎をしごくようにして、花や実をポロポロと外します。

煮沸消毒した瓶に外した実を入れ、ひたひたになるまで醤油を注ぎます。

お好みでみりんやゴマ油を少々加えても美味しいです。

冷蔵庫で一晩寝かせれば完成!

プチプチ食感が楽しいシソの実の塩漬け

醤油漬けと並んでおすすめなのが「塩漬け」です。

醤油漬けよりもシソ本来の色味や香りをダイレクトに楽しめるので、料理の彩りやアクセントに使いたい場合はこちらが向いています。

作り方は醤油漬けとほぼ同じで、茎から外した実の重さに対して15〜20%くらいの塩をまぶして揉み込むだけです。

消毒した瓶に入れて冷蔵庫で保存すれば、かなり長持ちします。

塩漬けはおにぎりの具にすると最高です。

白いご飯に緑色のシソの実が映えて、見た目も上品ですし、口に入れた瞬間に広がる香りがたまりません。

また、浅漬けを作る時に少し混ぜると、いつもの漬物が一気に料亭の味に変わりますよ。

塩分が気になる場合は、使う前にさっと水洗いして塩抜きしてから使ってくださいね。

花穂をそのまま揚げて楽しむサクサク天ぷら

「実を外すのが面倒くさい!」という方には、穂ごとそのまま揚げてしまう天ぷらがおすすめです。

花が咲いている状態でも、実になりかけの状態でも美味しくいただけます。

作り方は通常の大葉の天ぷらと同じですが、穂の部分は衣を薄めにつけるのがポイントです。

高温の油でサッと揚げると、花や実がパッと開いたような見た目になり、とても華やかです。

食べた瞬間のサクサク感と、後から鼻に抜けるシソの香りは、揚げ物なのに驚くほど爽やか。

塩をパラッと振ってそのままおつまみにするのも良いですし、天ぷらそばのトッピングにしても主役級の存在感を放ちます。

ホームセンターの園芸コーナー担当時代、同僚と「シソは天ぷらが一番贅沢だよね」と盛り上がったのを思い出します。

保存版!大量に収穫したシソの実の長期保存方法

家庭菜園だと、一度に大量の穂紫蘇が収穫できてしまい、食べきれないという嬉しい悲鳴が上がることもしばしばあります。

そんな時は、適切な方法で長期保存しておきましょう。

一番手軽なのは冷凍保存です。

茎から外した実をサッと湯通し(アク抜き)し、水気をしっかり絞ってから小分けにしてラップに包み、冷凍用保存袋に入れます。

これなら半年近くは香りを楽しめます。

また、先ほど紹介した醤油漬けや塩漬けも立派な保存食です。

特に塩漬けは、しっかりと塩を効かせれば冷蔵庫で1年近く持つこともあります。

ただし、保存瓶は必ず煮沸消毒し、取り出すときは清潔な箸を使うなど、雑菌が入らないように注意してくださいね。

冬の間にシソの香りが恋しくなった時、冷凍庫や冷蔵庫にストックがあると「あの時の私、ありがとう!」と過去の自分に感謝したくなりますよ。

まとめ:シソの花が咲いたら新しい美味しさに出会うチャンス

シソの花が咲いたら、それは栽培の終わりではなく、新しい楽しみ方のスタートです。

葉っぱとしての旬は過ぎてしまったかもしれませんが、花穂や実には葉にはない独特の食感と凝縮された香りがあります。

醤油漬けや天ぷらなど、この時期だけの味覚を逃す手はありません。

家庭菜園を始めたばかりの頃は「花が咲いちゃった、失敗だ」と思っていた私も、今では「そろそろ花穂が出てくるかな?」と秋の収穫を心待ちにするようになりました。

ぜひ皆さんも、シソの花が咲いたらガッカリせずに、その恵みを余すところなく味わい尽くしてみてくださいね。