PR

スナップエンドウの肥料不足?症状や追肥のタイミングを徹底解説

傷や生理障害なら食べても大丈夫 園芸
スポンサーリンク

こんにちは、知っておくと役に立ちそうなちょっとしたこと運営者の「ゆたりん」です。

最近は家庭菜園にハマっていて、毎朝の畑のパトロールが日課になっています。

さて、皆さんは育てているスナップエンドウの葉っぱが急に黄色くなってしまったり、なんとなく元気がなくて心配になったことはありませんか?

実はそれ、スナップエンドウの肥料不足が原因かもしれません。

マメ科の植物はあまり肥料がいらないと聞くけれど、実際のところどうすればいいのか迷ってしまいますよね。

私自身も最初は加減がわからず失敗した経験があります。

  • スナップエンドウが肥料不足になった時の具体的なサイン
  • 肥料のやりすぎと不足している時の症状の違い
  • 追肥を行うべき正しいタイミングと具体的な方法
  • プランター栽培でも失敗しない肥料管理のコツ
スポンサーリンク

スナップエンドウの肥料不足で現れる主な症状と原因

スナップエンドウの白い斑点は食べられるのかと対策

スナップエンドウは比較的育てやすい野菜ですが、肥料のバランスが崩れると目に見えて調子を崩すことがあります。

「なんとなく元気がないな」と感じたら、まずは植物からのSOSサインを見逃さないことが大切ですね。

ここでは、肥料が足りない時に現れやすい症状や、間違えやすい他の原因について、私のホームセンター勤務時代の経験も交えながら詳しく紹介していきます。

下の方の葉が黄色くなるのは肥料切れのサイン

スナップエンドウを育てていて一番よく見かけるトラブルが、株の下の方にある葉っぱが黄色く変色してくる現象です。

これは多くの場合、典型的な窒素成分の肥料切れのサインと言えます。

植物は成長するために必要な栄養分が足りなくなると、古い葉(下の葉)にある栄養を新しい葉(上の成長点)へと移動させる性質があるんです。

「マメ科は根粒菌が窒素を作るから肥料はいらない」と聞いたことがある方も多いと思います。

確かにその通りなのですが、収穫期に入って実をたくさんつける時期になると、根粒菌の働きだけでは栄養が追いつかなくなることがあるんですね。

特に、プランター栽培など土の量が限られている場合は、この症状が出やすいので注意が必要です。

下の葉だけでなく、全体的に色が薄い黄緑色になってきた場合も、肥料(特に窒素分)が不足している可能性が高いです。

スポンサーリンク

実が大きくならない・莢が曲がる時の状態

風や接触による物理的な傷

せっかく花が咲いて小さな実がついたのに、そこからなかなか大きくならなかったり、莢(さや)がくるっと変な形に曲がってしまったりすることはありませんか?

これも実は、肥料不足が影響しているケースが多いんです。

実を太らせるためには、窒素だけでなく「リン酸」や「カリ」といった栄養素もバランスよく必要になります。

特に、たくさんの実が一斉につき始めると、株全体のスタミナが一気に消費されます。

このタイミングで肥料が足りていないと、すべての実に栄養を回すことができず、一部の実の成長が止まったり、形が悪くなったりしてしまうのです。

ホームセンターのお客様からも「実はつくけど小さいまま」という相談をよく受けましたが、追肥のタイミングを逃していることがほとんどでした。

人間で言えば、成長期にご飯が足りていないような状態ですから、しっかりと栄養を補給してあげることが、ぷっくりとした美味しいスナップエンドウを収穫する鍵になりますよ。

スナップエンドウの白い斑点は食べられる?原因と対処法

成長点が枯れるのはカルシウム不足の可能性

風や接触による物理的な傷

肥料不足というと、どうしても窒素・リン酸・カリの三大要素ばかり気にしがちですが、スナップエンドウにおいては「カルシウム不足」も見逃せません。

もし、株の先端(成長点)にある新芽が枯れてきたり、葉の縁が茶色く縮れたりしている場合は、単純な肥料切れではなく、土壌のカルシウム分が欠乏している可能性があります。

カルシウムは植物の体を作る重要な成分ですが、植物の中での移動が遅いため、不足すると一番新しい細胞である成長点に真っ先に影響が出ます。

日本の土壌は雨が多く酸性に傾きやすいため、もともとカルシウムが溶け出しやすい環境なんです。

石灰(カルシウム)は植え付け前に施すのが基本ですが、生育中に不足した場合は、即効性のある「苦土石灰」やカルシウム入りの液体肥料を葉面散布するなどの応急処置が有効です。

逆に肥料のやりすぎで起こる「つるぼけ」とは

肥料不足を心配するあまり、逆に肥料を与えすぎてしまうと「つるぼけ」という厄介な状態になってしまいます。

これは、葉や茎ばかりが青々と茂って巨大化するのに、肝心の花が咲かなかったり、実がつかなかったりする現象のことです。

特に窒素分が多すぎると、植物は「体を大きくすること」にエネルギーを使いすぎてしまい、「子孫(実)を残すこと」を後回しにしてしまうんですね。

スナップエンドウの場合、葉っぱが濃い緑色で巨大になり、ジャングルのようになっているのに花が少ないときは、肥料過多を疑ってください。

この場合、あわてて肥料を追加するのは逆効果です。

一度肥料をストップし、わき芽かきをして風通しを良くするなど、株を少し「いじめて」あげることで、生殖成長(花や実をつけるモード)に切り替わることがあります。

スポンサーリンク

連作障害や水分不足と肥料不足の見分け方

葉が黄色くなったり生育が悪かったりすると、すぐに「肥料不足だ!」と判断してしまいがちですが、実は他の原因が隠れていることもあります。

代表的なのが連作障害です。

エンドウ類は連作を嫌う野菜の代表格で、同じ場所で続けて栽培すると、根が障害を受けて肥料を吸えなくなり、結果として肥料不足と同じような症状が出ることがあります。

また、単純な水分不足でも葉は萎れて黄色くなりますし、逆に水のやりすぎで根腐れを起こしている場合も、根が機能せずに葉が黄色くなります。

「肥料をあげたのに元気にならない」という場合は、土の湿り具合や、過去にマメ科を植えていなかったかを確認してみてください。

土壌酸度の調整不足(酸性土壌)でも根の育ちが悪くなり、肥料を吸えなくなります。

肥料を足す前に、まずは環境要因をチェックするのが確実です。

スポンサーリンク

スナップエンドウの肥料不足を解消する追肥のコツ

低温や霜による障害の症状

症状の原因が肥料不足だとわかったら、次は適切な「追肥(ついひ)」で栄養を補給してあげましょう。

ただし、やみくもに撒けば良いというわけではありません。

スナップエンドウはデリケートな一面もあるので、タイミングと場所がとても重要なんです。

ここでは、私が実際に畑やプランターで実践している、効果的な追肥の方法をご紹介します。

追肥をスタートする最適な時期とタイミング

スナップエンドウの追肥は、「花が咲き始めた頃」と「実の収穫が始まった頃」の2回が基本的なタイミングです。

冬越しの期間中はほとんど成長しないため、基本的に追肥は必要ありません。

暖かくなって株がぐんぐん伸び、最初の花がチラホラと咲き始めたら、1回目の追肥を行いましょう。

この時期は、株が体を大きくしながら花も咲かせるという、非常にエネルギーを使う時期です。

ここで栄養を補ってあげることで、その後の実つきが格段に良くなります。

そして2回目は、実際に収穫が始まってからです。

次々と実ができるこの時期は、まさにスタミナ勝負。

肥料切れを起こすと収穫期間が短くなってしまうので、様子を見ながら定期的に肥料を与えていきます。

ポイント
一度に大量に与えるのではなく、収穫期間中は2〜3週間に1回程度、少量をこまめに与えるのが長く収穫を楽しむコツです。

ホームセンターで選ぶおすすめの化成肥料

「どんな肥料を使えばいいの?」と迷ったら、ホームセンターで手軽に手に入る「化成肥料」が扱いやすくておすすめです。

特に成分バランスが「8-8-8」と書かれた普通化成肥料なら、他の野菜にも使えて便利ですね。

スナップエンドウは根粒菌のおかげで窒素をある程度自給できるので、窒素成分が控えめで、リン酸やカリが含まれているものが適しています。

有機栽培にこだわりたい方は、「ぼかし肥料」や「発酵油かす」も良いでしょう。

これらはゆっくりと効き目が出るため、肥料焼け(肥料の濃度が高すぎて根が傷むこと)のリスクが少なく、土壌改良の効果も期待できます。

ただし、未発酵の油かすはガスが発生して根を傷めることがあるので、必ず「発酵済み」のものを選んでくださいね。

私が担当していた売り場では、マメ科専用の肥料も置いてありましたが、基本的には一般的な野菜用肥料で十分対応できます。

大切なのは種類よりも「量とタイミング」です。

プランター栽培で失敗しない肥料のやり方

プランター栽培の場合、畑と違って土の量が限られているため、肥料の成分が土の中に留まりやすく、濃度が高くなりすぎるリスクがあります。

また、水やりのたびに肥料成分が流れ出してしまうこともあるため、畑よりもこまめな管理が必要です。

おすすめは、固形の化成肥料を1株あたり3g〜5g程度(ペットボトルのキャップ半分くらい)パラパラと撒く方法です。

もしくは、水やりの代わりに1週間に1回程度、既定の倍率に薄めた「液体肥料」を与えるのも非常に効果的です。

液体肥料は即効性があるため、「なんとなく葉の色が薄いな」と思った時のレスキューとしても重宝しますよ。

プランターでは、肥料が直接根に触れると「肥料焼け」を起こして一気に枯れてしまうことがあるので、株元から少し離れたプランターの縁(ふち)に沿って撒くのが鉄則です。

肥料を撒く場所は根元ではなくマルチの隙間

スナップエンドウに白い斑点ができる主な原因と正体

畑(地植え)で追肥をする場合、ついつい茎のすぐ根元に肥料を置きたくなりますが、これはNGです。

スナップエンドウの根は浅く広く張っているため、栄養を吸収する細かい根(細根)は、株元から離れた場所に伸びています。

また、太い根に高濃度の肥料が触れるとダメージを受ける原因にもなります。

正しい場所は、「枝葉が広がっている一番外側の真下あたり」です。

マルチを張っている場合は、マルチの裾(すそ)を少しめくって撒くか、植え穴の隙間から少し離れた場所に指で穴を開けて施肥します。

通路側にパラパラと撒いて、土と軽く混ぜ合わせるだけでも十分効果がありますよ。

追肥をした後は、肥料が土に馴染んで溶け出すように、たっぷりと水をあげることを忘れないでくださいね。

まとめ:スナップエンドウの肥料不足を防いで大量収穫

スナップエンドウの肥料不足について、症状や対策をお話ししてきました。

マメ科は肥料が少なくて済むとはいえ、やはり美味しい実をたくさん収穫するためには、適切なタイミングでのスナップエンドウの肥料不足対策が欠かせません。

葉の色や成長の様子を毎日観察して、植物からのサインを早めにキャッチしてあげてくださいね。

私自身も、家庭菜園を始めてから「肥料のさじ加減」の難しさと面白さを実感しています。

手をかければかけた分だけ、甘くてシャキシャキのスナップエンドウが応えてくれるはずです。

皆さんの菜園でも、鈴なりのスナップエンドウが収穫できることを応援しています!