ホームセンターで色々な日用品や食品を見てきた経験から、今日はちょっと気になる話題を取り上げてみます。
スーパーや100円ショップでもよく見かけるあの缶詰についてですね。
いなばのグリーンカレーはまずいという口コミや評判を目にして、買うのをためらっている方もいるかもしれません。
本格的で辛いという意見もあれば、独特の匂いや味が合わないという声もあるようです。
でも、実は少しの工夫やアレンジ次第で、ご家庭でも手軽にタイ風の本格的な味わいを楽しめるんですよ。
今回は、なぜそんな風に言われてしまうのか、その理由と美味しく食べるためのコツを私なりにまとめてみました。
- いなばのグリーンカレーの特徴と味の傾向
- 苦手だと感じる人が多い具体的な理由
- 独特の風味を和らげる効果的なアレンジ方法
- 美味しく食べるための温め方や相性の良い食材
いなばのグリーンカレーはまずいって本当?

まずは、この缶詰がどうしてそのような評価を受けてしまうことがあるのか、その背景について探っていきましょう。
商品の持つ独自の特徴や、食べる人の好みによって、評価が大きく分かれる理由が見えてくるかなと思います。
いなばのグリーンカレーの特徴
いなば食品から発売されているこのタイカレーシリーズは、何と言っても本場タイで製造されているのが最大の特徴ですね。
日本の一般的なカレーとは異なり、ココナッツミルクの甘みと青唐辛子の刺激的な辛さが同居した、非常に本格的な味わいを持っています。
また、ハーブやスパイスも現地で使われているものをふんだんに使用しているため、フタを開けた瞬間に異国情緒あふれる香りが広がります。
ホームセンターの食品コーナーでもよく見かけていましたが、100円台という手頃な価格で本場の味を楽しめるという点で、発売当初から非常に注目を集めていた商品です。
一方で、その本格的すぎる味わいが、日本の家庭的なカレーに慣れ親しんだ方にとっては少しハードルが高く感じられる原因になっているのかもしれません。
本格的な辛さとスパイスの香り

この商品を食べた多くの方が驚くのが、その強烈な辛さですね。
青唐辛子がしっかりと効いていて、一口食べると舌にピリッとした刺激が走ります。
辛いものが得意な方にとってはたまらない本格的な辛さなのですが、辛いのが苦手な方やお子様にとっては、少し刺激が強すぎるかもと感じます。
本場のタイカレーは辛味・酸味・甘味が複雑に絡み合うのが特徴です。
また、レモングラスやこぶみかんの葉といった、東南アジア料理特有のハーブの香りが非常に強いのも特徴的です。
これらの香りは、好きな人にはクセになる魅力がある一方で、日本のカレーのスパイスとは全く異なる系統の香りのため、初めて食べる方にとっては戸惑いを感じてしまうポイントになっているのだと思います。
独特の風味が苦手な人の意見

ネット上の口コミなどを詳しく見ていくと、いなばの味が苦手だと感じる方の意見には、いくつかの共通点があるようです。
まず一つ目は、ココナッツミルク特有の甘ったるい香りとカレーの辛さの組み合わせが、どうしても受け入れられないという声です。
普段の食事でココナッツミルクを使った料理を食べる機会が少ないと、どうしても違和感を覚えてしまうのですね。
特に、甘いおかずが苦手な方には不向きな傾向があります。
また、ハーブ類の青臭さや、ナンプラー(魚醤)の独特の香りが苦手だという意見も少なくありません。
これらは本場の味を再現するために欠かせない要素なのですが、日本人の味覚や嗅覚には少し刺激的すぎるのかもしれません。
味覚は人それぞれなので、合わない人がいるのも自然なことだと思います。
缶詰特有の匂いが気になる原因

さらに、風味とは別の問題として「缶詰特有の匂い(缶の金属臭)」が気になるという意見もよく耳にします。
長期間保存できるのが缶詰の最大のメリットですが、どうしても容器の匂いが中身に移ってしまうことがあるんですね。
特にグリーンカレーのように、ココナッツミルクの脂肪分が多く含まれている食品は、匂いを吸着しやすい性質があるのかもしれません。
ホームセンターで防災備蓄用として購入される方も多いのですが、いざ開けてそのまま食べようとした時に、この金属臭が気になって美味しく感じられないケースがあるようです。
製造年月日から時間が経っているものほど、匂いが気になりやすいという声もあります。
この匂いが原因で評価が下がってしまっているとすれば、少しもったいないなと感じてしまいますね。
美味しく食べるための温め方

この缶詰を美味しく食べるための最も重要で、かつ簡単なポイントは「しっかりと温めること」です。
缶に「温めなくてもおいしく召し上がれます」と書かれていることもありますが、個人的には絶対に温めることをおすすめします。
温めることで、先ほど触れた缶詰特有の匂いが飛んで気になりにくくなりますし、冷えて固まっていたココナッツミルクの油分が溶けて、本来のなめらかな口当たりとスパイスの豊かな香りが復活します。
耐熱容器に移し替えて、電子レンジで熱々になるまで加熱するだけで、驚くほど味が変わるんです。
湯煎で温めるのも良いですね。
ひと手間を加えるだけで、苦手だった印象がガラリと変わるかもしれないので、ぜひ試してみてほしいポイントです。
いなばのグリーンカレーがまずいと感じた時の対処法

もし買ってみたものの、そのままでは口に合わなかった…という場合でも、捨てるのはちょっと待ってくださいね。
ご家庭にある食材を少し足すだけで、驚くほど食べやすく美味しい一皿に生まれ変わるアレンジ方法をご紹介します。
ココナッツミルクを足してマイルドに
辛さが強すぎたり、スパイスの香りがキツすぎると感じた場合に一番おすすめなのが、さらにココナッツミルクを足してあげることです。
市販のココナッツミルクを大さじ2〜3杯加えるだけで、辛味が驚くほどマイルドになり、口当たりもとてもまろやかになります。
もしココナッツミルクがご自宅にない場合は、牛乳や豆乳でも代用できますよ。
牛乳を入れる場合は、煮立たせすぎると分離してしまうので、温まったカレーの火を止めてから最後に加えるのがコツです。
こうすることで、独特のクセが和らいで、日本のシチューのような優しい味わいに近づくため、エスニック料理が苦手な方でもかなり食べやすくなるはずです。
まろやかさを足すのは、カレーアレンジの基本中の基本ですね。
鶏肉や野菜を追加してボリュームアップ

缶詰の中にも鶏肉は少し入っているのですが、主菜としての全体的なボリュームを見ると、少し物足りなさを感じるかもしれません。
また、具材の少なさがカレールーの味の強さを際立たせてしまっている部分もあります。
そこで、ご自宅にある野菜や鶏肉をフライパンで炒めて追加してみるのが一番のおすすめです。
私自身、最近家庭菜園でナスを育てているのですが、素揚げにしたナスはグリーンカレーとの相性が本当に抜群ですよ!
他にも、ピーマン、パプリカ、しめじなどのキノコ類を軽く炒めてから加えることで、野菜の自然な甘みや水分がカレーに溶け出し、全体の味が丸くマイルドになります。
| おすすめ追加具材 | 効果・相性 |
|---|---|
| 素揚げナス | カレーの汁を吸ってトロトロになり絶品 |
| 炒めたパプリカ | 彩りが良くなり、自然な甘みがプラス |
| 鶏もも肉 | お肉の旨みが増し、メインの夕食にもなる |
具だくさんにすることで見た目も華やかになり、栄養バランスも良くなりますし、立派なメインの夕食のおかずとして大活躍してくれます。
ご飯ではなくナンやパンと合わせる

カレーといえば白いご飯が定番ですが、いなばのタイカレーは日本のドロッとしたカレーとは違い、スープのようにサラサラしています。
そのため、日本の水分が多いふっくらとしたお米に合わせると、ベチャッとしてしまって食感が合わないと感じる方もいるようです。
そんな時は、ご飯の代わりにナンやバゲット、食パンなどに浸して食べてみてください。
パンの自然な甘みがカレーの辛さを中和してくれて、とても食べやすくなりますよ。
また、そうめんやうどんなどの麺類のつけ汁としてアレンジするのも、さっぱりと食べられて夏の暑い時期などには特におすすめです。
主食を変えるだけで、料理全体の印象が大きく変わるので、ご自身のお気に入りの組み合わせを見つけるのも楽しいと思います。
チーズをトッピングしてコクを出す

エスニックな風味がどうしても苦手という方には、チーズのトッピングを試していただきたいです。
耐熱皿にご飯を盛り、その上に温めたグリーンカレーをかけて、さらにたっぷりのピザ用とろけるチーズを乗せます。
そしてオーブントースターでチーズに焦げ目がつくまでこんがりと焼いてみてください。
チーズの濃厚なコクと乳脂肪分が、カレーの辛さやハーブの独特な香りを包み込んでくれて、とてもマイルドで親しみやすい味わいになります。
焼きカレー風にすることで、香ばしさも加わって食欲をそそります。
これなら、ホームセンターで買ったちょっとクセのある缶詰も、ご家族みんなで楽しめる洋食メニューに早変わりします。
チーズはどんなカレーにも合う万能なアイテムですね。
いなばのグリーンカレーはまずいのか総評
ここまで色々と紹介してきましたが、いなばのグリーンカレーはまずいのかという疑問に対して私なりの答えを出すとすれば、「本格的すぎるがゆえに好みが分かれるだけで、決してまずいわけではない」ということです。
100円台という安さで、タイ現地のハーブやスパイスを使った本場の味を再現している企業努力は本当に素晴らしいと思います。
ただ、日本のカレーライスの延長として食べてしまうと、そのギャップに驚いて苦手意識を持ってしまう方がいるのも事実です。
味覚の感じ方は人それぞれなので、どうしても合わない場合は無理をする必要はありません。
ですが、今回ご紹介したような温め方の工夫や、マイルドにするアレンジを加えることで、驚くほど美味しく楽しめるポテンシャルを秘めた商品です。
気になっている方は、ぜひ一度アレンジ前提で試してみてはいかがでしょうか。
なお、商品の成分やアレルギーに関する正確な情報は公式サイトをご確認ください。
万が一、体調に不安がある場合の最終的な判断は専門家にご相談くださいね。(参照:いなば食品株式会社 カレー・エスニックカテゴリー)
