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プラスチックに書いた文字が消えていた!素材や用途に合った消えないペンの選び方

プラスチックに書いた文字が消えていた!素材や用途に合った消えないペンの選び方 生活
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プラスチックに書いた文字が、気づいたらこすれて消えていた…そんな経験はありませんか。特に子どもの持ち物へのお名前書きや、収納ボックスへのラベリングをしていると、せっかく書いた文字がいつの間にか薄くなっていて、書き直しにうんざりしてしまうこともあると思います。

私はホームセンターで文房具や日用雑貨のコーナーを長年担当してきたので、プラスチックに書けるペンについてのご相談を本当にたくさん受けてきました。プラスチック素材は表面がツルツルしているため、紙に比べてインクが定着しにくく、油性ペンや水性ペンを選ぶ段階でつまずいてしまう方が多い印象です。

この記事では、プラスチックの素材ごとの特徴や、消えにくいペンの選び方、さらに書いた文字を長持ちさせるちょっとした工夫まで、私の経験をもとに分かりやすくお伝えしていきますね。

  • プラスチックの文字が消えやすい理由
  • 素材や用途に合った消えないペンの選び方
  • 書いた文字を長持ちさせる保護テクニック
  • うっかり消えてしまった文字への対処法
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プラスチックに書けるペンで消えない選び方

まずは、プラスチックに書けるペンを選ぶ際に押さえておきたい基本の考え方からお話しします。プラスチックと一口に言っても素材の種類はさまざまで、それによって相性の良いペンが変わってくるんです。ここを知っているかどうかで、仕上がりの持ちが大きく変わってきますよ。

プラスチックに文字が消えてしまう原因

プラスチックに書いた文字が消えやすいのには、素材そのものの性質が関係しています。紙や木材のように表面がざらざらしていて多孔質なものは、インクが繊維の内部までしみ込んでいくため、こすれても定着しやすいんですね。ところがプラスチックは表面が非常につるつるとしていて、インクが内部に染み込むのではなく、あくまで表面に乗っているだけの状態になります。

そのため、手で触れたり水に濡れたりするだけで、簡単に文字がこすれて薄くなってしまうんです。インクが素材にしみ込むかどうかが、消えやすさを左右する一番のポイントだと私は感じています。

豆知識として、同じプラスチックでもポリスチレン(PS)やポリカーボネート(PC)のように比較的インクがなじみやすい素材と、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)のようにインクをはじきやすい素材があります。書きたいものの材質を意識してみると、ペン選びの精度がぐっと上がりますよ。

油性ペンと水性ペンの違いを解説

プラスチックに書く際によく比較されるのが、油性ペンと水性ペンの違いです。油性ペンはアルコールなどの揮発性溶剤をベースにしていて、乾くのが早く、水に強いという特徴があります。特にポリエチレンやポリプロピレンのようにインクをはじきやすい素材には、油性ペンの方が定着しやすい傾向にあります。

一方で水性ペンは、ポリスチレンやアクリル、ABS樹脂といった素材との相性が良いとされています。油性ペンをこうした素材に使うと、表面を溶かしてペン先が目詰まりしたり、素材が劣化してひび割れたりすることがあるため注意が必要です。書く対象の素材に合わせてペンの種類を選ぶことが、消えない仕上がりへの近道だと思います。

素材ごとに適したペンの選び方

もう少し具体的に、素材別のペンの選び方を見ていきましょう。プラ板や発泡スチロールのようなポリスチレン製品、CDケースなどのポリカーボネート製品には、アルコール系の油性マーカーが向いていますが、水性のポスカやプロッキーなども比較的なじみやすいです。ただし水性は油性に比べると定着力がやや落ちる点は覚えておいてください。

収納ケースやバケツなどによく使われるポリエチレンやポリプロピレンには、油性の名前ペンタイプが適しています。水性ペンだと軽くこすっただけで描線が取れてしまうことがあるので、こうした素材には油性一択と考えて良いと思います。

迷ったときは、ペンのパッケージに「対応素材」が記載されていることが多いので、購入前に一度確認してみるのがおすすめです。

人気メーカーの消えにくいペン比較

ホームセンターで働いていた頃、お客様からよくご質問をいただいたのが「結局どのメーカーのペンが一番消えにくいの?」という点でした。私自身が売り場で目にしてきた中では、三菱鉛筆のパワフルネームは名前書き用として定番で、細字と極細のツインタイプが使いやすく人気がありました。

また不易糊工業の消えないマーカーや、ゼブラのマッキーペイントマーカーも、プラスチックへの定着力に定評があります。シヤチハタのアートラインシリーズは水に強いタイプが多く、屋外での使用にも向いていますよ。用途や書きたい文字の細かさに合わせて選ぶと失敗が少ないです。

100均で買える優秀な油性ペン

実は100円ショップに並んでいるペンの中にも、プラスチックへの筆記に十分対応できるものが増えてきています。油性のマジックタイプやペイントマーカータイプは、専門メーカー品に比べて価格が手頃なので、家庭菜園の鉢やラベル、収納ボックスへの表示など、気軽に使いたい場面ではとても重宝します。

ただし、100均のペンはインクの量が少なめだったり、耐水性が専門メーカー品より控えめな場合もあるため、屋外に長期間置くものや水にさらされるものには不向きなこともあります。用途に応じて、ちょっとした表示には100均、長く残したい大事なラベルには専門メーカー品というように使い分けると安心です。

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プラスチックに書けるペンを消えないよう保つコツ

ここからは、せっかく書いた文字をできるだけ長持ちさせるための工夫についてお話しします。ペン選びだけでなく、書いた後のひと手間を加えることで、文字の消えにくさはさらにアップしますよ。

書いた文字を長持ちさせる保護方法

書いた文字の上から透明なフィルムやテープでコーティングするのは、家庭でも手軽にできる保護方法のひとつです。透明な梱包用テープやセロハンテープを文字の上から貼るだけでも、こすれによる摩耗をかなり防ぐことができます。

また、ラベルシールに文字を書いてから貼り付けるという方法も、直接プラスチックに書くよりも文字が消えにくくなるのでおすすめです。

収納ボックスなど頻繁に手が触れる場所には、書いた文字の保護をセットで考えておくと、書き直しの手間がぐっと減りますよ。

マニキュアで文字を定着させる方法

意外に思われるかもしれませんが、透明のマニキュア(トップコート)を文字の上に薄く塗ることで、コーティング効果によって文字を保護することができます。乾くと薄い膜のようになり、多少の水濡れやこすれからインクを守ってくれるんです。

ただし、何度も重ね塗りをすると下の文字がにじんでしまうことがあるため、あくまで一度に薄く塗るのがコツです。乾燥にも時間がかかるので、急いでいるときよりは、時間に余裕があるときの応急処置や補強として活用するのが良いと思います。重ね塗りのしすぎには注意してくださいね。

クリアラッカーを使った保護のコツ

より本格的に文字を保護したい場合は、スプレータイプのクリアラッカーを使う方法もあります。プラスチックの表面全体を均一にコーティングできるため、水に濡れたり手でこすれたりしても、文字が消えにくくなります。

使用する際は、至近距離から吹き付けると塗料の勢いで文字がにじんでしまうことがあるので、少し離れた位置からムラなく吹きかけるようにしましょう。また、素材によっては吹き付けた部分の色味がわずかに変化することもあるため、目立たない部分で試してから本番に使うと安心です。

スプレー塗料を使用する際は、換気の良い場所で行い、周囲を汚さないよう新聞紙などを敷いてから作業してください。

うっかり消えた文字の対処法

反対に、間違えて書いてしまった文字や、古くなって不要になった文字を消したい場合の方法についても触れておきます。油性ペンで書いた文字は、除光液(除光液の主成分であるアセトンを含むもの)を布に含ませて優しくこすると、比較的きれいに落とすことができます。

ただし、除光液はプラスチックの表面を傷めたり、変色させたりする可能性もあるため、目立たない部分で試してから使うようにしてください。水性ペンの場合は、水拭きやメラミンスポンジでのから拭きだけでも落ちることが多いです。

プラスチックに書けるペンで消えないための工夫まとめ

ここまで、プラスチックに書けるペンで消えないようにするための選び方や工夫についてお伝えしてきました。素材によって油性ペンと水性ペンの相性が異なること、そして書いた後にひと手間かけて保護してあげることで、文字の持ちは大きく変わってきます。

私も家庭菜園を始めてから、鉢やラベルへの書き込みで何度も試行錯誤してきました。まずは書きたい対象の素材を確認し、それに合ったペンを選ぶこと、そして必要に応じてマニキュアやクリアラッカーで保護してあげること。この2つを意識するだけで、プラスチックに書いた文字がぐっと消えにくくなるはずです。

なお、この記事でご紹介した数値や方法はあくまで一般的な目安です。素材やペンの種類によって結果が異なる場合がありますので、正確な情報は各メーカーの公式サイトをご確認いただき、心配な点がある場合は専門家にもご相談いただくことをおすすめします。