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無水エタノールの捨て方は?シンクNGの理由と日々の暮らしに役立つ使い切り術

無水エタノールの捨て方 生活
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大掃除や消毒用に買ったものの、使い切れずに引き出しの奥で眠っている無水エタノールのボトル、ありませんか。

中身を処分したいけれど、なんとなく怖くてそのままクローゼットの隅に放置してしまっているというお悩みを、実はよく耳にします。

元ホームセンター店員の私も、お店でお客さまから「これって水道に流していいの?」と何度も質問をいただきましたが、実はシンクにそのまま流すのは避けてほしい行為なのです。

  • 無水エタノールをシンクやトイレに流してはいけない明確な理由
  • 自宅で誰でも安全にできる正しい廃棄のステップ
  • 捨てるのがもったいないときに役立つ意外な簡単使いきりアイデア
  • 容器を処分する際の自治体ルールに合わせた分別方法
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無水エタノールの正しい捨て方は?シンクに流してはいけない理由

引き出しの奥から出てきた古い無水エタノール、液体だからといって水道やトイレにジャーっと流してしまいたくなりますよね。

ですが、その処分方法は思わぬトラブルを引き起こす原因になってしまいます。

なぜシンクに流すと危険なのか

無水エタノールは、アルコール濃度が99.5パーセント以上の極めて純度の高い揮発性液体です。

これをシンクに流してしまうと、排水管の中で一気にガスとなって気化します。

排水トラップの奥や配管内に可燃性のガスが充満している状態になり、そこに静電気や近くの火の気が引火すると、大爆発を起こすリスクがあるのです。

「水で薄めながら流せば大丈夫では?」と思うかもしれませんが、配管内でうまく混ざり合わずにガスだけが充満することがあるため、やはりおすすめできません。

下水や配管に与える影響と引火の恐怖

また、住宅の排水管に使われている塩化ビニルなどの素材は、高濃度のアルコールにさらされることで劣化し、ひび割れや水漏れを起こす可能性があります。

下水処理施設の微生物にも悪影響を与えてしまうため、環境保護の観点からも排水口に流すのはNGとされています。

シンクに流すのがNGな理由まとめ:

 

  • 排水管の内部で気化し、引火・爆発の危険性があるため
  • 高濃度のアルコールによって排水パイプが痛む原因になるため
  • 下水処理の微生物にダメージを与え、環境に負荷をかけるため
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残った無水エタノールを安全に廃棄する手順

では、手元にある古い無水エタノールはどのように捨てれば良いのでしょうか。

一番安全な方法は、食用油を捨てるときと同じように「紙や布に吸わせて燃えるゴミとして出す」やり方です。

新聞紙や古布に吸わせて燃えるゴミに出す方法

具体的な手順はとてもシンプルで、特別な道具も必要ありません。

手順具体的な作業内容
ステップ1ビニール袋の中に、ちぎった新聞紙や古布をすき間なく詰める
ステップ2無水エタノールを少しずつ注ぎ、紙や布にしっかりと染み込ませる
ステップ3袋の中の空気を抜き、口をゴムやテープでしっかりと縛って密閉する
ステップ4念のためもう一枚の袋に入れて2重にし、燃えるゴミの日に出す

作業時の注意点と安全な環境づくり

作業を行うときは、いくつかの注意点を必ず守ってください。

まず、室内の狭い場所で作業を行うと揮発した成分を吸い込んで気分が悪くなることがあります。

必ず窓を大きく開けるか、風通しの良い屋外で作業を行うようにしてください。

キッチンの近くで作業をする場合は、ガスコンロの元火や給湯器の種火が消えていることを確認し、ライターなどの火気は絶対に遠ざけておきます。

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捨てる前に試したい!日々の暮らしに役立つ使い切り術

「まだたくさん残っているから、捨てるのはなんだかもったいないな」と感じることもありますよね。

無水エタノールは非常に優秀な性質を持っているので、お掃除や暮らしのちょっとした場面で大活躍してくれます。

油汚れやシール剥がしに大活躍するお掃除テクニック

水を含まない無水エタノールは、水拭きができない家電製品の掃除に最適です。

手垢でベタつきがちなテレビのリモコンやパソコンのキーボード、スイッチプレートなどを、少し含ませたクロスで拭くと驚くほどすっきり綺麗になります。

水分がすぐに蒸発するため、内部の精密機器を濡らして壊してしまう心配がほとんどありません。

また、油を溶かす力が強いので、キッチンの換気扇のベタベタ汚れや、新しく買った食器に貼られているシールの剥がし跡に塗ると、シール残りがスルリと落とせます。

ハッカ油を混ぜて作る自家製虫除けスプレー

最近、私は庭で小さな家庭菜園を始めたのですが、そこで重宝しているのがハッカ油を使った自家製のナチュラル虫除けスプレーです。

ハッカ油の原液は水には溶けませんが、無水エタノールにはきれいに溶けるという性質があります。

スプレーボトルに無水エタノールを10ミリリットルほど入れ、ハッカ油を数滴垂らしてよく混ぜ合わせてから、精製水を90ミリリットル加えて軽く振るだけで完成します。

網戸に吹きかけておけば嫌な虫が寄りにくくなりますし、ゴミ箱の蓋の裏にスプレーすれば消臭効果も期待できて一石二鳥です。

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無水エタノールの処分に関するよくある質問

Q. 揮発させて部屋の中で放置して消すのはアリですか?

ボトルのキャップを開けたまま放置して、自然に蒸発させるのは絶対にやめてください。

空気中に高濃度のアルコールガスが滞留することになり、静電気の小さな火花だけでも引火して火災が起きる危険性があります。

また、お部屋の中にアルコールの強いニオイが充満し、頭痛やめまいを引き起こす原因にもなり大変危険です。

Q. 余ったボトルの容器はどうやって分別して捨てればいいですか?

中身を空にした後のプラスチックボトルやガラス瓶は、お住まいの自治体のルールに従って分別回収に出してください。

捨てる前に、ボトルの中に残った数滴の液体が完全に乾くまで、風通しの良い屋外で逆さまにして数時間乾かしておくのがマナーです。

内部が完全に乾いてアルコールのニオイがしなくなってから、資源ゴミやプラスチックゴミとして処分しましょう。

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すっきり片付いたお部屋で心地よい毎日を

引き出しの中で場所を取っていた古い無水エタノールも、正しい知識さえあれば、怖がらずに安全に手放すことができます。

まずは今日、ボトルの残量を確認して、新聞紙に吸わせて燃えるゴミとしてすっきり手放すか、それともお掃除に少しずつ使って使い切るか、どちらにするか決めてみてください。

もし「せっかくだからハッカ油スプレーを作ってみたいけれど、ハッカ油ってどこで買えるの?具体的な比率をもっと詳しく知りたいな」と思われたなら、その答えは別の記事で詳しくお話ししています。

あなたの暮らしがより安全で快適なものになるよう、これからも身近な疑問に寄り添っていきますね。