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庭の雑草対策にクラピアを植えてはいけない?後悔しやすいケースとは?

庭の雑草対策にクラピアを植えてはいけない? 園芸
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こんにちは。ホームセンターで長年、園芸や日用雑貨を担当してきた経験から、今日は庭のグランドカバーについてお話ししますね。

最近、私も家庭菜園を始めたのですが、庭の雑草対策って本当に大変ですよね。

そんな中でよく耳にするのがクラピアですが、実は安易に選んでしまうとトラブルの元になることも多いんです。

ネット上ではクラピアを選ぶ理由としてその手軽さが挙げられますが、同時に冬枯れしてしまったり、想像以上に費用がかかったりと、さまざまなデメリットも存在します。

防草シートとの相性が悪くて失敗してしまったり、隙間から生える雑草の処理や、花に集まる虫の対策に追われて後悔する方も少なくありません。

また、定番の芝生とどちらが良いか迷う方も多いですよね。

この記事では、私の園芸担当としての経験も踏まえながら、クラピアの特徴と注意点を詳しくお伝えします。

ご自宅のお庭に本当に合っているのか、一緒に考えていきましょう。

  • クラピアを植えて後悔しやすい具体的なケース
  • 初期費用や刈り込みの手間などリアルなデメリット
  • 芝生や防草シートと組み合わせた場合の失敗例
  • 自宅の庭に合うかどうかの正しい見極め方
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クラピアを植えてはいけないと言われる理由

クラピアを植えてはいけないと言われる理由

グランドカバーとして非常に優秀だと言われるクラピアですが、実際に育ててみると「こんなはずじゃなかった」と感じるポイントがいくつかあります。

ここでは、購入前に知っておくべき具体的なデメリットや注意点について、私のホームセンターでの経験も交えながら詳しく紹介していきますね。

苗の値段が高く初期費用がかかる

ホームセンターの園芸コーナーに立っていると、「クラピアの苗はどこにありますか?」とお客様からよく聞かれました。

実はクラピアは品種登録されているため、一般のホームセンターや園芸店ではほとんど取り扱いがなく、主にネット通販での購入になります。

これがネックで、1ポットあたりの単価が500円から600円程度と、他のグランドカバー植物に比べてかなり割高なんですよね。

メーカーの推奨では1平米あたり4ポット植えることになっているので、例えば駐車場脇や庭先の広めのスペース、仮に40平米に植えようとすると、単純計算で160ポット必要になります。

そうなると苗代だけで8万円近い計算になり、これに加えて土壌改良材や肥料などの費用もかかってきます。

初期費用を抑えるリスク
予算を削ろうとポットの間隔を広く空けて植える方もいますが、そうすると地面を完全に覆い尽くすまでに時間がかかり、その間に雑草が生えやすくなってしまうという悪循環に陥ることもあります。

予算に余裕がない場合は、少しずつエリアを広げていくか、他の安価な植物を検討するのも一つの手かなと思います。

なお、ここで紹介した費用感についてはあくまで一般的な目安ですので、購入を検討される際は販売元の公式サイトなどで最新の価格をご確認くださいね。

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冬枯れで庭が茶色くなってしまう

冬枯れで庭が茶色くなってしまう

クラピアは落葉性の多年草なので、気温が下がる冬場は休眠期に入ります。

そのため、12月から3月頃にかけては葉が茶色く枯れたような状態になり、庭全体が寂しい印象になってしまうんです。

ホームセンターで「冬でも緑のままの植物がいい」と相談されることがよくありましたが、そういった方にはクラピアはあまりおすすめできません。

春になって気温が上がれば再び青々とした緑の葉を茂らせてくれますが、冬の間も美しい緑の景観を保ちたいと考えていると、この「冬枯れ」のギャップにがっかりしてしまうかもしれません。

特に玄関前やリビングからよく見えるメインの庭に植える場合は、冬場の見た目も考慮してレイアウトを考える必要があります。

冬枯れ対策のアイデア
冬の茶色い庭が気になる場合は、レンガや枕木を使った小道をアクセントにしたり、冬でも葉を落とさない常緑の低木をポイントで植えたりすると、視線が分散されて寒々しい印象を和らげることができますよ。

植物の生理現象として冬枯れは避けられないので、年間を通したお庭のイメージをしっかり持った上で取り入れるかどうかを決めてくださいね。

成長が早く刈り込みのデメリット

成長が早く刈り込みのデメリット

クラピアの最大の魅力はその圧倒的な成長スピードですが、それが逆に大きなデメリットになることもあります。

梅雨時から夏場にかけての生育期には、文字通り「爆発的」にランナー(匍匐茎)を伸ばして広がっていきます。

放置しているとあっという間に草丈が高くなり、風通しが悪くなってしまうんです。

蒸れを防いで綺麗な状態を保つためには、夏場は2週間に1回程度の頻度で刈り込み作業が必要になります。

休日にのんびり家庭菜園を楽しみたいという方なら良いのですが、平日は仕事で忙しく、週末はゆっくり休みたいという方にとっては、この頻繁なメンテナンス作業はかなりの負担になってしまいます。

こまめな刈り込みの重要性
刈り込みを怠ると、下の方の葉に日光が当たらず枯れ込んでしまい、せっかくの美しい緑の絨毯がマダラ模様になってしまうことも。

美しい景観を維持するには、労力をかける覚悟が必要です。

「手入れ不要の夢の植物」と思って植えてしまうと、後々お手入れに追われて疲弊してしまうので、ご自身のライフスタイルに合わせて管理ができるかどうか、事前によく検討してみてくださいね。

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隙間から雑草が生えて草抜きが大変

隙間から雑草が生えて草抜きが大変

「クラピアを植えれば雑草が生えなくなる」と期待している方は多いのですが、完全に雑草をゼロにすることはできません。

確かに地面を緻密に覆ってくれるので、何も植えていない状態に比べれば雑草の発生は激減します。

しかし、飛んできた種がクラピアの葉の隙間に入り込んで発芽したり、もともと土の中に残っていたスギナやカタバミなどのしぶとい雑草が突き抜けて生えてきたりするんです。

ここで厄介なのが、クラピアのネットワークの中に生えた雑草の草取りです。

雑草の根がクラピアのランナーに複雑に絡みついてしまうため、雑草だけを綺麗に引き抜くのが非常に困難になります。

無理に引っ張ると、せっかく育ったクラピアごとベリッと剥がれてしまうこともあるんですよね。

地下茎で増える雑草に注意
スギナのような地下茎で増えるタイプの雑草は、クラピアを植える前に土壌を深く掘り返して、根を完全に除去しておく必要があります。

後から生えてくると手がつけられなくなります。

雑草対策の手間を減らす目的で植えたはずが、かえって繊細な草抜き作業に時間を取られることになりかねません。

定期的に庭を見回り、雑草が小さいうちにこまめに抜く根気が必要不可欠です。

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花にミツバチなどの虫が寄ってくる

花にミツバチなどの虫が寄ってくる

春から秋にかけて、クラピアは白やピンクの小さくて可愛らしい花をたくさん咲かせます。

お花畑のようでとても見栄えが良いのですが、この花に惹かれてミツバチなどの虫がたくさん集まってくるという落とし穴があります。

自然の営みとしては素晴らしいことですが、生活の場としては少し心配ですよね。

特に小さなお子様やペットが庭を裸足で走り回るようなご家庭では、うっかりミツバチを踏んでしまって刺されるという安全面でのリスクを考慮しなければなりません。

私自身、園芸コーナーでお客様から「虫が来ないグランドカバーはないか」と相談されることが何度もありました。

花数を減らすための対策
虫を寄せ付けにくくするためには、花が咲く前にこまめに刈り込みを行って花数を物理的に減らすか、クラピアの上を定期的に踏みつけて葉を細かく育てる(花芽を付けにくくする)といった工夫が必要です。

また、最近では花数が比較的少ない「K7」などの品種も登場していますが、それでも完全にゼロになるわけではありません。

虫刺されやアレルギーなどの健康被害に関わることですので、不安な場合は最終的な判断は造園などの専門家にご相談されることをおすすめします。

繁殖力が強く他の植物を侵食する

繁殖力が強く他の植物を侵食する

クラピアの横へ広がる力(匍匐性)は目を見張るものがあります。

雑草を抑え込むには頼もしい性質なのですが、お庭に他の植物を植えている場合は厄介な問題を引き起こします。

花壇のお花や、大切に育てている家庭菜園の野菜スペース、さらにはお隣の敷地など、境界を越えてどこまでも侵入していってしまうんです。

私自身、家庭菜園の畝の周りにグランドカバーを植えたことがあるのですが、少し目を離した隙に野菜のエリアまでランナーが伸びてきてしまい、野菜の栄養を奪いかねない状態になって慌てて引き剥がした経験があります。

エッジング(仕切り)の必須性
クラピアの侵攻を防ぐためには、レンガや専用のプラスチック製エッジング材を土の中にしっかりと埋め込み、物理的な壁を作ってあげる必要があります。

この仕切りを設置する作業も手間と費用がかかりますし、定期的に境界部分にはみ出したランナーをハサミでカットするメンテナンスも欠かせません。

色々な植物を組み合わせて楽しみたいという方にとっては、この圧倒的な繁殖力がかえって邪魔になってしまうことがあるんです。

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クラピアを植えてはいけないケースと対策

クラピアを植えてはいけないケースと対策

ここまではクラピアそのものの特性からくるデメリットを見てきましたが、環境や植え合わせによってはさらにトラブルが大きくなるケースがあります。

ここからは、具体的な失敗事例とその対策について深掘りしていきましょう。

芝生と比較した際の違いと選び方

グランドカバーを検討する際、必ずと言っていいほど比較されるのが芝生ですよね。

ホームセンターでも芝生のマットは手軽に買えるので、人気が高いです。

芝生のメリットは、何と言っても初期費用が安く、どこでも手に入りやすいことです。

一方、クラピアは費用はかかりますが、横に広がるスピードは芝生の数倍とも言われています。

ではなぜクラピアで失敗するのかというと、「芝生より手入れが楽だと思ったから」という理由で選んでしまうからです。

確かに芝生は夏場に毎週のように芝刈りが必要ですが、クラピアもこまめな刈り込みや、先ほどお話ししたような花柄摘み、ランナーの整理など、別のベクトルで手がかかります。

比較項目クラピア芝生(高麗芝など)
初期費用高い(ネット通販メイン)安い(ホームセンターで買える)
広がる速度非常に早い比較的ゆっくり
主な手入れランナー整理、花がら・虫対策頻繁な芝刈り、サッチ取り、エアレーション

どちらが優れているというわけではなく、ご自身の「どの手入れなら苦にならないか」を見極めることが重要です。

初期費用を抑えてこまめに芝刈り機をかけるのが好きなのか、多少費用がかかってもハサミでランナーを整える方が好きなのか、じっくり比較して選んでみてくださいね。

防草シートを併用して後悔した事例

防草シートを併用して後悔した事例

雑草対策を完璧にしたい!という思いから、土の上に防草シートを敷き、そのシートに穴を開けてクラピアを植え付ける方がいます。

専用のシートも販売されているのですが、実はこの組み合わせで後悔するケースが後を絶ちません。

なぜかというと、クラピアの根が防草シートをうまく貫通できず、水分や栄養を求めてランナー(茎)ばかりが不自然に太く硬くなってしまう「木質化」という現象が起きやすいからです。

木質化すると、柔らかい緑の絨毯ではなく、ゴツゴツとした茶色い枝が這い回っているような無骨な見た目になってしまいます。

シート併用の落とし穴
防草シートを敷くことで土壌の通気性や水はけが悪くなり、クラピアの生育自体が衰えてしまうこともあります。

高い費用をかけてシートも苗も買ったのに、結局綺麗に育たず全部剥がすことになった…という悲しい失敗例も。

もちろん、斜面の土留めなど特殊な環境でシートが必要な場合もありますが、平らな庭であれば無理に防草シートを使わず、土壌改良をしっかり行った上で地植えする方が、クラピア本来の美しさを引き出せるかなと思います。

日陰や水はけの悪い土壌での失敗例

日陰や水はけの悪い土壌での失敗例

植物を育てる上で基本中の基本ですが、環境が合わない場所に植えてしまうのは最大の失敗の元です。

クラピアは日光を非常に好む植物なので、建物の北側や高い塀の影になるような日陰に植えても、ひょろひょろと間延び(徒長)するだけで、一向に緻密なグランドカバーにはなりません。

また、私がホームセンターで土作りの相談を受けていた際によくお話ししたのが「水はけ」の重要性です。

水たまりができやすい粘土質の土壌にクラピアを植えると、根が呼吸できずに根腐れを起こし、次第に枯れていってしまいます。

これを防ぐには、植え付け前の土壌改良が絶対に欠かせません。

土壌改良のワンポイントアドバイス
水はけが悪い庭の場合は、植え付ける部分の土を20〜30cmほど掘り起こし、川砂や腐葉土、パーライトなどをしっかりとすき込んでふかふかの土を作ってあげてくださいね。

「どんな場所でも勝手に育つ」といった過度な期待は禁物です。

もしご自宅の庭が日陰がちだったり、雨上がりにいつまでも水が引かないような土壌であれば、クラピア以外の耐陰性・耐湿性のある植物(タマリュウやユキノシタなど)を選ぶことをおすすめします。

クラピアを植えてはいけない環境のまとめ

さて、ここまでさまざまな角度からクラピアの特性と注意点をお伝えしてきました。

最後に、ここまでの内容を振り返り、ご自宅の環境と照らし合わせてみましょう。

クラピアは成長が早く美しい反面、こまめな管理と適した環境を求める少しワガママな植物でもあります。

週末に庭の手入れをする時間が全く取れない方、冬場も青々とした緑の庭を楽しみたい方、虫が極端に苦手な方、そして日当たりや水はけが悪いお庭にお住まいの方には、クラピアはおすすめできません。

そういった環境で無理に植えてしまうと、後々メンテナンスに追われたり、枯らしてしまったりして大きなストレスになってしまいます。

ガーデニングは無理なく楽しむもの
庭づくりは毎日の生活に潤いを与えてくれるものです。

植物の特性を正しく理解し、ご自身のライフスタイルに合ったものを選ぶことが、長く綺麗なお庭を保つ最大の秘訣です。

もし、どうしても庭の雑草対策やグランドカバー選びで迷ってしまい、自分では判断が難しいと感じた場合は、お近くの造園業者やエクステリアの専門家にご相談されるのが確実です。

プロの視点から、ご自宅の環境に最適なプランを提案してくれますよ。

ご自身のお庭にぴったりの植物を見つけて、素敵なガーデニングライフを楽しんでくださいね!