発酵食品と言ってもその種類は様々です。
身近にたくさんの発酵食品がありますが、私たちの健康にそれぞれどのような効果があるのでしょうか?
また、発酵食品の中には酵母が欠かせないものもあります。
そこで、発酵食品にはどんな効果が期待出来るのかと酵母菌を使った発酵食品について紹介します。
発酵食品で健康的になる
発酵食品は健康に良いと言う観点からとても人気になっていますね。
最近は発酵食品ブームとも言えるのではないでしょうか。
発酵食品について様々なレシピも登場して、以前とは違った発酵食品の楽しみ方も増えてきているようです。
発酵食品のレシピは大人気なものがたくさんありますし、健康によいということからレシピの中でも注目も高いようです。
発酵食品と言ってもその種類は様々で、食べ物では納豆や塩辛、漬物、キムチ、ヨーグルト、チーズなどがあり、調味料として味噌や醤油、酢、みりんなどがあります。
また、飲み物では日本酒や甘酒、焼酎、ワイン、ビールなどがあります。
このように私たちの身近にはたくさんの発酵食品があり、ごく自然と毎日のように発酵食品を食べていると言う事が分かると思います。
毎日食べていると言っても過言ではない発酵食品ですが、健康に関して効果があることもわかっています。
具体的にどんな効果があるのかは、もちろん個人によって差が有ると思いますが挙げてみたいと思います。
発酵食品の効果
発酵食品が私たちの健康に対して効果があるものはたくさんあります。
種類も多く紹介しきれないほどあります。
代表的なものをいくつか紹介します。
コレステロールを抑制する作用があると言われているのが味噌やヨーグルトです。
味噌やヨーグルト、それに漬物、ワインには抗ガン作用があると言われています。
ヨーグルトや納豆、チーズには、高齢者の方や最近では若い方でも悩んでいる人が増えていると言われている骨粗しょう症の予防に効果があると言われています。
女性の方は便秘に悩まされている方も多いと思いますが、発酵食品であるキムチや漬物、納豆には整腸作用があると言われています。
同じく女性が気になるアンチエイジングとして抗酸化作用があると言われているのが納豆や醤油、ワインです。
いつくか例を挙げましたが、発酵食品について色々と調べて自分が必要とするもの積極的に摂取するようにしましょう。
酵母菌を使った発酵食品
発酵食品の中でもパンや味噌、ビールのような発酵食品を作る為に欠かせないものがあります。
それは「酵母」と言う微生物の一種です。
パン酵母とかビール酵母とという言葉を聞いたことがあるかと思います。
また、発酵食品を作る為の微生物として「カビ菌」が有りますが、酵母自体も実はカビ菌の一種なのです。
酵母を作る為のレシピとしては、発酵食品の原材料となる食材に含まれている糖分に対して、アルコールと炭酸ガスに分解させながら発酵させ、成長させていきます。
これ自体が食材の発酵と言う事になります。
また、アルコールの分解で発酵が行われているものに関しては「アルコール発酵」と言う事になります。
酵母はレシピによって使うものを使い分ける様にすします。
パンを作るならパン酵母、味噌を作るなら味噌酵母と言う感じです。
この酵母は昔から使われてきたもので、パン、味噌、ビール、日本酒等をつくるのに原料となっている食材の発酵を効率よく進めていくものです。
この酵母が私私たちの身体に良い影響を与えるということが研究が進むにつれて分かってきたのです。
例を挙げると酵母の中でも代表的な物であるパン酵母には、生活習慣病を予防したり、改善したりする効果がありますし、腸内環境を整える効果や免疫力を高める効果があることが研究で分かっています。
また、身体に必要なアミノ酸やミネラル、ビタミンと言った成分が補給できる効果もあります。
酵母菌を使った食品も私たちの身体にはとても良いものなので、積極的に摂取したいものですね。