ガスファンヒーターの購入を検討する場合には、注意して欲しい事があります。それは、ガスの栓がどこにあるかです。
ガスを使用するので、ガス栓の位置はとても重要となってきます。ガスファンヒーターの設置で注意しなければいけない事と家の構造と適応サイズについて紹介します。
ガスファンヒーターの設置
ガスファンヒーターの設置には、ガスの栓がどこにあるのかが、とても重要になってきます。ガスファンヒーターは、当然ですがガスを使用するのでガス栓がなければ使えません。また、ホースで本体とつなげる事になるので、動かせる自由度はガスのホースが届く範囲に限定されます。
このことを大前提として考えずに購入してしまうと後悔することになるでしょう。もし、ガス栓がない部屋で使用したいという場合には、その部屋にガス栓を設置する工事が必要となります。工事は半日程度で終了することが多く、料金は1万円以上はするでしょう。
ガスファンヒーター使用で気をつけること
ガスファンヒーターを使うのでしたら、ホースをつなげる事になるので、お子さんがいる家庭では十分に注意しなければいけないでしょう。子供がふざけてホースを踏んだりすることも考えられます。
また、二酸化炭素濃度が上がらないように、一酸化炭素中毒にならないように定期的な換気も必要となります。
ガスファンヒーターを使う家の構造と適応サイズ
ガスファンヒーターを使う部屋の広さを十分考えないといけません。使用する部屋の広さとガスファンヒーターの適応範囲が合わないと、せっかく室内を暖めてくれる暖房器具なのに暖まらなかったり、暖まるまでに時間が掛かってしまい、光熱費も高くなってしまいます。
適応サイズについては家電販売店に行くと、木造住宅の場合と鉄筋コンクリート住宅の場合について家の構造別に対応している広さが分かりやすいように表示されているはずです。
しかし、たまに「○号」と号表記されている場合があります。念のため、号表記に対する木造とコンクリートの場合の対応範囲について記載しておきます。
室内の広さよりも2畳もしくは3畳ほど余裕のあるガスファンヒーターを使用した方が良いでしょう。その方が、部屋が早く暖まります。特に木造の場合は部屋の広さよりも広い範囲に適応しているガスファンヒーターを使用することをオススメします。
・20号:コンクリート 9畳、木造 7畳
・30号:コンクリート13畳、木造 9畳
・35号:コンクリート15畳、木造11畳
・50号:コンクリート21畳、木造15畳