加湿器は乾燥を防ぐ素晴らしいものですね。
せっかくなので、効果的な使い方をして使いこなしたいですね。
皆さんは加湿器をお部屋のどこに置いていますか?
置き場所によって同じ性能の加湿器でも得られる効果は全然違いますよ。
どこが良くて、どこは避けたほうがよいのでしょうか?
そこで、加湿器の効果的な使い方とオススメの設置場所について紹介します。
また、加湿器にカビを発生させないお手入れ方法についても紹介します。
加湿器の効果的な使い方
加湿器は、乾燥する季節になると手放せないという方が多いアイテムのひとつではないでしょうか。
室内に常時設置でスイッチ入れっぱなしになりやすい加湿器ですが、加湿器のもたらすメリットと効果的な使用方法を理解せず、何となく加湿が必要だからと適当に設置している人はいませんか?
加湿器は、その名の通り、部屋の加湿=湿度を上げるために役立つアイテムです。
寒くなるとただでさえ空気が乾燥している上、エアコンなど暖房を使用する時間が長くなることで室内の乾燥は加速する一方です。
湿度が低下すると、肌がカサカサしてきたり、静電気が発生しやすくなったりするだけでなく、インフルエンザに代表される感染症のウイルスが生存しやすい環境にもなってしまいます。
また、部屋の乾燥は喉を痛める原因にもなります。
乾燥を防止してくれる加湿器は、効率的に部屋全体を加湿できるよう設置場所を正しく選ぶことと、定期的に清掃・メンテナンスを行うことが大切なアイテムです。
設置場所は、なるべく結露が発生しにくい場所に置くことが重要ですし、汚れた貯水タンクは雑菌の温床になりますので、水は新鮮なものを使用するように心がけ、タンクと連結部分の清掃も行うようにしましょう。
加湿器の置き場所はどこが良いの?
加湿器はお部屋のどこに置いているのでしょうか?
特に気にせず部屋の隅の方に置いている方が多いのではないでしょうか?
同じ性能の加湿器でも置き場所によって、その効果は全然違います。
加湿器を使う主な目的は、部屋の乾燥を緩和させることですから、部屋全体を効率的に加湿したいですよね。
そうなると、オススメの設置場所はエアコンの吸込口近くです。
この場所に設置することでエアコンの気流に乗って加湿された空気を部屋全体に送ることができますよ。
逆に、設置するのに適さない場所は、出入り口付近や換気扇の近くとなります。
このような場所に設置すると、せっかくの加湿された空気が出入りのたびに室外へ放出されてしまい、なかなか室内の湿度が上昇しませんので注意しましょう。
また、外壁の近くや窓の横は避けた方がよいです。
外気に近い場所は、ただでさえ外の冷気との寒暖差で結露が発生しやすいのに、それに加えて近くで加湿器を起きてしまうと、カビが発生する環境を作っているようなもんです。
加湿器は、なるべく人の近くが効果を実感できるのは言うまでもありません。
置き場所の基本とも言えます。
なので、就寝時には人の近くになるべく設置して効果を最大限に受けるようにしましょう。
加湿器にカビを発生させないお手入れ方法
加湿器とは、貯水タンクを備えた家電であることを忘れてはいけません。
タンクと本体の結合部分は、常時水気を帯びていることにお気づきかと思います。
このような場所というのは、カビがとても発生しやすい所です。
せっかく風邪を予防しようと加湿器を使用していても、放出される水蒸気の中にカビや雑菌が紛れているようでは、部屋の空気をあえて汚染しているようなものですから、衛生的に保つようお手入れを心掛けましょう。
それにはまず、使用していないまま貯水タンクに水が残っていると、当然ながらタンク内の水に雑菌が繁殖します。
旅行などで数日間外出していて、加湿器を使うことがないという場合は、タンクに残っている水を捨て、新しいものと取り換えるようにしましょう。
また、加湿器のメンテナンスも重要です。
各メーカーから販売されている加湿器それぞれにフィルターの取り替え時期や清掃方法とその間隔が取扱説明書に表記されているかと思うので必ず確認しておきましょう。
水に含まれるミネラル分がフィルターに蓄積されていくと、加湿能力が低下するだけでなく、雑菌が繁殖する原因になりかねません。
取り替えパーツだけの購入も可能ですから、耐用年数の過ぎたパーツは取り替えるようにして、加湿器が本来の性能を発揮出来るようにしましょう。