肌寒くなってくると、ヒーターが欲しくなってきますよね?ヒーターと一言で言っても様々な種類があります。また、ストーブとは何が違うのでしょうか?
そこで、ヒーターはストーブと何が違うのかとヒーターの種類や特徴について紹介します。また、メーカーによる特徴についても紹介します。
ヒーターとストーブ
「ヒーター」という言葉は、なんとなく使っていると思いますが、「ストーブ」とは何が違うのでしょうか?
英語の辞書で調べてみると、「ヒーター」は、発熱器や電熱器、暖房装置と訳されています。一方、「ストーブ」は、暖房用のストーブや料理用のコンロ、レンジと訳されています。
つまり、ストーブは燃料を燃やすことで暖める暖房機器のことをいい、ヒーターは熱源が表面に出ておらず電気で暖める暖房機器ということになります。
ヒーターの種類と特徴
3つの種類
ヒーターは3つの種類に大きく分けられます。それが「ファンヒーター」、「遠赤外線ヒーター」、そして「オイルヒーター・パネルヒーター」となります。
「ファンヒーター」はさらにセラミックファンヒーター、石油ファンヒーター、ガスファンヒーターなどに分けられます。「遠赤外線ヒーター」はさらにハロゲンヒーター、カーボンヒーター、二クロム線電気ストーブ、シーズヒーターなどに分けられます。
特徴
ヒーターの特徴は、燃焼による空気の汚れ、炎による火災などの心配が少ないので、小さなお子さんや高齢者の方がいる家庭でも安心して使用することが出来ることです。ほかにもガスのように換気をこまめにしなくてもよいのが特徴です。
しかしデメリットとして、エアコンの暖房に比べると消費電力が高いです。その割には暖房能力が低いです。
メーカー別の特徴
パナソニック
パナソニックのヒーターは、ファンヒーターとパネルヒーターを扱っています。
美肌うるおい・花粉アレル物質の抑制を目的とするマイナスイオンを発生させるナノイー搭載のものや加湿機能付き、人感センサーが搭載されたコンパクトなヒーターなどがあります。これらを複合した機種やかなり広範囲まで暖房してくれる機種などがあるのが特徴です。
シャープ
シャープのヒーターは、空気を浄化するシャープ独自の技術「プラズマクラスター」付きがあるのが大きな特徴です。
プラズマクラスターだけでなく、ほとんどが加湿機能も付いているので、空気の乾燥も防ぎ、冬でもウイルスの繁殖しにくい環境を保ってくれます。
ダイキン
ダイキンのヒーターは、人の体に吸収されやすい「セラムヒート」というものを使用しているのが大きな特徴です。
遠赤外線の放射量が多くて、丈夫なため長持ちします。そのためヒーターの中では上位機種となります。
海外メーカー
海外メーカーのヒーターでは、イタリアの「デロンギ」のオイルヒーターやイギリスの「ディンプレックス」などが有名ですね。
デロンギのオイルヒーターは、自然対流を効果的に生み出すことができる、新しく開発されたX字型のフィンが搭載されています。
ほかにも「ダイソン」や「バルミューダ」などは、これまでにない高性能な新しい機能を実現しています。また、これらのメーカーは機能だけでなく、デザイン性にも優れています。価格は高めですが、おしゃれな外見もとても注目されています。