セラミックファンヒーターは、電気の力を利用して暖める暖房器具です。セラミックファンヒーターは、どのような場所での使用が適している暖房器具なのでしょうか。
セラミックファンヒーター使用するのにオススメの場所について紹介します。また、セラミックファンヒーターの特徴とデメリットについても紹介します。
セラミックファンヒーターの使用場所
補助的に使う
セラミックファンヒーターは、人を直接暖めるのに効果がある暖房器具です。なので、どういった環境で使用していくのが良いのかというと、部屋全体を暖めるにはエアコンや石油ファンヒーターなどを使い、自分が作業したり、長時間同じ場所にいるような所や座っている椅子の近くに置くという使い方が良いでしょう。
セラミックファンヒーターの使用場所は、補助的に使う暖房器具だという認識で使いましょう。このような使い方をすることによって、エアコンの設定温度を低めに抑えて光熱費を節約したり、石油ファンヒーターにおいては灯油の使用量を減らすことにつながり、暖房費用全体の節約に貢献してくれます。
性能が向上
セラミックファンヒーターは補助的に使うのが効率的ですが、最近のセラミックファンヒーターは性能が向上しているので、鉄筋コンクリートのマンションでの使用なら、4.5畳ほどの洋室なら、セラミックファンヒーターの性能にもよりますが、部屋全体を暖かくすることも可能となってきています。
セラミックファンヒーターの性能を確認して、使用目的によって選べるくらい様々なタイプがラインナップされてきています。ご自分の目的に合ったタイプのセラミックファンヒーターを使用するようすれば、光熱費の節約にもなります。
セラミックファンヒーターの特徴
特徴
セラミックファンヒーターは、電気の力を暖める暖房器具なので、石油ファンヒーターやガスファンヒーターのように空気が汚れる心配をしなくても良いクリーンな暖房器具という特徴があります。
密閉している部屋であっても換気を気にすることなく使用する事ができますし、長時間、継続して使用したとしても空気が汚れる心配や二酸化炭素濃度が濃くなってしまう危険性、一酸化炭素中毒を引き起こしてしまう可能性を気にしなくて済みます。
デメリット
最近では性能が上がってきてはいますが、基本的には部屋全体を暖めることには向かない暖房器具です。
人を暖める事には効果的ですが、空気を暖める事には不向きですので、局所的にしか暖められません。セラミックファンヒーターで部屋全体を暖めようとすると電気代がとても高くなってしまい可能性があります。
セラミックファンヒーターの注意点
セラミックファンヒーターは、ファンによって温風を吹き出す暖房器具のため、空気の乾燥を招いたり、温風によるホコリの舞い上がりやハウスダストの飛散の可能性があります。
吸気口部分を塞いだ状態で使用したり、フィルターを掃除しないまま、長期間使用したりしていると、異常加熱を起こし火災を招く危険性もあります。
また、目詰まりしたまま使用していると電気代も余計にかかるので、コストパフォーマンスも悪くなってしまいますので、定期的に掃除をするようにしましょう。