ファンヒーターにff式というものがあるのをご存知でしょうか？
暖かい風を出し、空気を温めてくれるファンヒーターは、暖房器具の中でもメインとして活躍してくれるものです。
このファンヒーターですが、種類があり方式に違いがあります。その中でもメインとなるのがff式ではないでしょうか。そこで、ファンヒーターの種類とff式とは何かについて紹介します。
ファンヒーターの種類
ファンヒーターとは
ファンヒーターは、コードをつなぎ、灯油を準備したり、ガス栓と接続したりしておけば、スイッチを入れるだけで部屋を暖めてくれる便利な暖房器具です。機能によって差はありますが、ある程度の広さを暖めることに適している暖房器具のひとつです。
しかし、スイッチを入れればすぐに暖かくなるわけではありません。直ぐに温められる力は基本的には低いものが多いので、部屋が温まるまでに少々時間が掛かるのがデメリットです。
なので、どのような広さの部屋で使用するのかによって、選ぶ機種が変わってきます。
3つのタイプ
ファンヒーターは大きく分けると3つのタイプに分けられます。
まず1つ目が、「石油ファンヒーター」です。石油が燃焼することで得られる熱をファンで送り出す方式となります。
2つ目が、「ガスファンヒーター」』です。ガスが燃焼する事で得られる熱をファンで送り出す方式となります。
3つ目が、「電気ファンヒーター」です。電気によって熱せられた熱をファンで送り出すという方式となります。「セラミックファンヒーター」というのをよく耳にすると思いますが、これも電気ファンヒーターの一種となります。
ファンヒーターを選ぶにはまず使う部屋の広さをどのタイプかを決めて、ある程度絞り込みをしましょう。
ファンヒーターのを知っておこう！
ff式とは？
ファンヒーターは3つのタイプに分けられますが、その中でも石油ファンヒーターとガスファンヒーターには、「ff式」と呼ばれるものがあります。ff式とは、石油やガスを燃焼させると発生する二酸化炭素などの成分を給排気口と呼ばれる所から外（屋外）へと排出する方式のことを指しています。
ファンヒーターのff式タイプなら、灯油の匂いや二酸化炭素を外へと排出してくれるので、ほとんど気にすることなく使うことができます。
ff式でないとどうなる？
反対にff式でないものは、二酸化炭素などの成分を外へと排出する機能が付いていないということになりますので、灯油のニオイなどが気になってしまいますよ。
しかし、ff式でないものでも、製品によって室内に二酸化炭素などの成分が充満しないように、脱臭フィルターが付属されている機種もあります。
ff式でない場合、このような機能があるか、ないのでしたら、定期的に空気の入れ替えをする事を承知して購入する必要があります。
ファンヒーターの付属機能
付属機能について
多くのファンヒーターには付属機能が搭載されています。例を挙げると、空気を清浄する機能やマイナスイオンを発生させる機能などです。魅力ある機能に釣られてしまいがちですが、本当に必要なのか検討するようにしましょう。
付加価値
ファンヒーターには、付加価値として様々な付属機能を搭載している物が多く販売されています。その分、価格が高くなったりしますが、ご自分にとって付いていた方が良いのかもチェックして、ファンヒーター選びの際には参考にすると良いのではないでしょうか。
