血糖を上手にコントロールするダイエット法が血糖コントロールダイエットです。
このダイエット法を成功させるには、3つの栄養素の摂り方が重要となってきます。
そこで、血糖コントロールダイエットを成功させるための3つの栄養素を朝食、昼食、夕食でどのように摂ればよいのかについて紹介します。
また、摂り方をふまえた上で、どのような食事をすればよいのかについても紹介します。
血糖コントロールダイエットを成功させるための3つの栄養素
血糖コントロールダイエットは、3食食べても痩せられる簡単なダイエット方法です。
このダイエット法を成功させるには3つの栄養素である炭水化物、タンパク質、食物繊維を朝食:昼食:夕食で摂取するバランスが重要となります。
それぞれの理想的な配分について紹介します。
炭水化物の配分
炭水化物とは私たちの主食であるお米、パン、麺類などで、血糖コントロールダイエットを成功させるのに影響が大きいといえる栄養素となります。
炭水化物は、脳を動かすための大切なエネルギーとなりますので、朝食でしっかりと摂るようにしてください。
反対に夕食においては摂取しないほうがよいです。
炭水化物抜きダイエットという、全く炭水化物を摂らないダイエット法もありますが、朝食においては摂らないと脳の活動が鈍くなってしまいますので、夕食で摂らないというのが理想的ですよ。
炭水化物の理想的な配分 朝食:昼食:夕食=2:1:0
タンパク質の配分
たんぱく質は肉、魚、卵などで、筋肉を維持して、私たちの体を作っていく上で欠かせない栄養素です。
炭水化物と反対に夜にむけて摂取の配分を増やしていきましょう。
タンパク質の理想的な配分 朝食:昼食:夕食=0.5:1:1.5
食物繊維の配分
食物繊維は野菜やフルーツなどに多く含まれていますね。
食物繊維というと便秘解消というイメージがありますよね。
食物繊維は大腸の働きを活性化させるのにとても重要な栄養素です。
低エネルギーで消化が良く、また血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる役目もしてくれます。
なので、3食ともに一定の量は食べるようにしましょう。
食物繊維に関しては、多めに摂取しても問題ありません。
ただし、フルーツは糖分が多いものが多いので、夜はなるべく控えるようにしてください。
食物繊維の理想的な配分 朝食:昼食:夕食=1:1:1
栄養の配分を意識した朝食の摂り方
朝食時に炭水化物をたくさん食べるようにします。
と言っても過剰に食べては本来の目的であるダイエットになりませんので、ご飯なら大きめのお茶碗一杯分程度、食パンなら1~2枚にしましょう。
牛丼、親子丼などの丼物も一杯なら食べても朝食なら構いません。
タンパク質は、卵料理がオススメです。
卵には良質なたんぱく質が豊富に含まれているので、脳の働きを活性化させるのに役立つからです。
さらに、納豆と組み合わせると、記憶力が良くなると言われています。
食物繊維は、フルーツやサラダを積極的に摂取しましょう。
便秘解消のためにも食物繊維が豊富な野菜を多めに食べるとよいでしょう。
朝食時は野菜ジュースなどで摂るのもオススメです。
栄養の配分を意識した昼食の摂り方
昼食時には、炭水化物は朝食時の半分にすれば大丈夫です。
ご飯なら大きめのお茶碗半分、食パンなら0.5~1枚くらいにしましょう。
たんぱく質は朝食よりも多く摂ってよいので、肉料理を食べたいのなら、昼食で食べましょう。
脂身の多い肉の方がオススメです。
この時、ご飯の量を半分にすれば良いのです。
あわせて食物繊維として、必ず野菜を食べることを心がけましょう。
栄養の配分を意識した夕食の摂り方
夕食時には、炭水化物は一切食べないようにしましょう。
こうすることで血糖値が抑えられます。
昼食でお肉を食べたのなら、夕食では魚をしっかりと食べて、たんぱく質を多めに摂ることを意識してみてください。
最初はお腹が空いて我慢できないようでしたら、食物繊維である野菜を多く食べてお腹を満たしてもよいでしょう。
とにかく炭水化物を控えるようにしてください。