歯周病の予防には歯磨きがとても大事です。
この歯磨きですが、タイミングはいつが良いのでしょうか。
これにはバクテリアの存在が関係してきます。
そこで、歯磨きのタイミングは、いつ磨くのが一番効果的なのかについて紹介します。
歯磨きとバクテリア
歯周病の予防には歯磨きがとても大事です。
よく、食べたらすぐに歯を磨きなさいと言われていた方も多いのではないでしょうか。
食事の後に歯磨きをする習慣を持っている人は歯周病にならないのでしょうか。
最近の研究で食事の直後は、口内のバクテリアによって食べた物が分解されるということがわかってきました。
これはどういうことかというと、胃で消化される前に口の中でも食べた物の分解がすでに始まっているということです。
バクテリアが口の中で食べた物を分解しようとしたタイミングで歯を磨いてしまうと、この働きを抑えてしまうことになると言われています。
歯磨きのタイミング
食事をした直後は、口内のバクテリアによって食べた物が分解されることを考えると歯周病予防のためには、歯磨きは食事直後ではなく一定時間経過してからすべきなのでしょう。
しかし、あまり細かいことを考える必要はありません。
なぜなら、歯周病は1日で急激に進行するものではなく、数週間で進行するものだからです。
極端なことを言えば、1日に1回の歯磨きで歯周病は予防することができるのです。
そうなるといつのタイミングでの歯磨きが一番効果的なのでしょうか。
それは夜の寝る前となります。
夜の歯磨きをした後は、何も口にしないと言う状態を作れようにしましょう。
歯磨きの効果を最大限にするには、歯磨きをしたらすぐに寝る習慣をつけると良いでしょう。
歯磨きの方法を調べよう
歯磨きの方法をきちんと理解してないと歯周病になります。
正しい歯磨きの方法は、ネット検索すれば、たくさん見つかります。
歯磨き粉や歯ブラシを扱っているメーカーのホームページでも説明されているはずです。
こういうものを活かしきれていないこともあり、歯周病になる人が減りません。
それだけ間違った歯磨きをしているということになります。
歯周病予防のための磨き方がネットなどで調べてもよくわからなかったり、理解出来ない所があるのでしたら、歯医者さんに行きましょう。
そして、しっかりと磨き方のレクチャーを受けてきましょう。
一生自分の歯で食べ物を食べるためにも歯磨きはとても重要なものだと認識しましょう。