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歯周病が原因で別の病気になるって本当?誘発する3つの経路

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歯周病が原因で別の病気を誘発します。 歯周病は、ただ単に歯周の病気に終わらないことがわかってきました。 歯周病が原因となって、身体の他の部分の病気が引き起こされるケースがあるのです。 そこで、歯周病が原因で別の病気を誘発する3つの経路について紹介します。

歯周病が原因で別の病気を誘発

歯周病とは、歯周組織(歯の周りにある組織)に起こる疾患です。 歯周組織とは、具体的に言うと歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨のことを指します。 いずれも確かに歯の周りに限局している組織ですが、身体の他の部分の病気を引き起こしてしまうことがわかってきました。 歯周病が他の病気を誘発するメカニズムとしては、主に3つの経路があります。 ひとつは唾液の中に含まれる歯周病菌が嚥下によって別の組織に移行して発症する経路、 ひとつは歯周病菌が歯肉の血管に入り込み、血流にのって全身に運ばれることで発症する経路、最後のひとつは歯周病菌に対する身体の免疫反応が結果として病気を引き起こす経路です。

歯周病が誘発する病気 誤嚥性肺炎

歯周病菌を含んだ唾液の嚥下によって発症する病気には、誤嚥性肺炎があります。 通常、唾液や食物を飲み込むときには気管に入らないように喉頭蓋という組織が気道の入り口をふさぎますが、高齢者で嚥下機能が低下している場合や、何らかの病気が原因となって、この仕組みがうまく働かないことがあります。 そうすると唾液とともに歯周病菌が気管に入り込んで感染します。 この感染が気管から肺にまで広がると、肺炎を起こすことがあります。 これを誤嚥性肺炎と呼びます。

歯周病が誘発する病気 感染性心内膜炎

歯周病による発生した歯周病菌が、血流にのって全身の組織に運ばれることによって発症する病気がります。 それは感染性心内膜炎という病気です。 もともと心臓が弱い人では、心臓に到達した歯周病菌は心内膜という組織に感染します。 この結果、心内膜は炎症を起こし、心臓の機能障害を起こすことになります。 また最近では歯周病は動脈硬化にも影響を及ぼすことが分かって来ました。 歯周病患者では、脳梗塞や心筋梗塞といった動脈硬化が原因の疾患になる確率が高いことが明らかになっています。 これは歯周病菌が動脈の内皮細胞に障害を与えるためと考えられています。

歯周病が誘発する病気 糖尿病

歯周病菌に対する身体の免疫反応が引き起こす病気として糖尿病があります。 歯周病は歯周病菌の感染が常時続いている状態ですが、菌の感染に対して身体は菌を排除するために免疫反応を起こします。 この免疫反応の中で、サイトカインと呼ばれる生理活性物質が何種類も産生されますが、このサイトカインも歯周組織に留まらず、血流にのって全身を駆け巡ります。 ある種のサイトカインでは、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効果を弱めることが分かってきました。 このため歯周病の人は、糖尿病になりやすくなるのです。
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