仕事でのストレスがたまるばかりで、体調を崩してしまったり、心がやられてしまう方も多いのが現代社会ではないでしょうか。
仕事のストレスは当たり前だとされがちですが、これを放置していると、症状は悪化するばかりなので解消することがとても重要です。
仕事がストレスの原因とならないようにしていかなくてはいけません。
仕事でストレスをためる人の特徴を5つ紹介します。
また、仕事でストレスをためない人との違いについても紹介します。
仕事でストレスをためる人は休むことは悪だと思っている
仕事でストレスをためやすい人には、「休むこと=いけないこと」というように考える傾向にあります。
極端な人では、休憩している姿を人に見られないようにし、休憩もしないで仕事をしているように見せようとさえします。
このような人は昼休みなどに寝ている人を見れば、それは「サボっている」と考えます。
休暇をとりたいという人がいれば、休む暇があるなら仕事しろと考えてしまいます。
このような考え方をしてしまう人は、ストレスをためやすい人の典型的な考え方で、場合によっては命にも関わるような危険な考え方といえます。
仕事でストレスをためない人は、休憩も仕事の1つだと考えます。
本来、休むことも仕事の一部なのです。
休憩により体力が回復するので、そこからまた、しっかりと仕事ができるようになるのです。
だから睡眠時間が短かくて、例えば「昨日は3時間しか眠ってないよ」という人がいるのならば、仕事の品質も低下するでしょうから、こちらの方がしっかりとした休憩をとっていなので「仕事をサボっている」と考えても良いのではないでしょうか。
仕事でストレスをためる人はストレスをそのまま受け止める
仕事でストレスをためる人は、ストレスをそのまま受け止める傾向にあります。
そのまま受け止めるということは、刺激も大きく感じます。
明日も仕事だとか、大変だとか、いつもストレスを受け、それをそのまま受け止めているから、ストレスがたまってしまうのです。
仕事のことなんか気にしたくない、それがいいに決まっているが、それができれば苦労はしません。
気にしたくなくても、気にせざるを得ないので、みなさん困っているのが実情でしょう。
仕事でストレスをためない人は、どのようにするのかというと、ストレスをバネにしているのです。
ストレスのおかげで自分を高めることができ、大きく飛躍しようとしています。
大きすぎるストレスはよくありませんが、適度なストレスとは、むしろ付き合うつもりくらいでいると仕事でストレスをためることも減ります。
仕事でストレスをためる人は仕事を後回しにしている
仕事でストレスをためる人は、面倒なことは後回しにしてストレスを回避しようとします。
後回しは楽に思えるからです。
仕事でストレスをためる人ほど、ストレスとの上手な付き合い方は、面倒なことは後回しにすることだと勘違いしています。
実際は、後回しにしているとストレスがたまっていきます。
後回しにした結果、「まだやっていないのか」とか「今まで何をやっていたんだ」とか叱られた経験をした方も多いのではないでしょうか。
仕事を後回しにすると、大概において他人からの評価は下がりますし、叱られたりします。
こうなっている状況の方が、実はストレスが大きくなってしまうのです。
仕事を後回しにしたおかげで、はじめにあったストレスよりも大きなストレスを受けてしまっているのです。
仕事でストレスをためない人は、嫌な仕事や面倒なことほど、先に行うことでストレスを少しでも小さくさせているのです。
今すぐという行動習慣の方がストレスは小さくて済むのです。
仕事でストレスをためる人は完全を求める
仕事でストレスをためる人ほど完全を求めます。
このタイプは必ずストレスがたまります。
なぜなら完全は終わりがないからです。
終わりがないから、延々と努力することになり、そして苦労します。
また、相手に対して完全を求めると、相手のためにならないですし、自分にも強いストレスがかかってしまい疲れます。
仕事でストレスをためない人ほど、「適当」を求めようとします。
完全を求める必要はなく、本当の完全とは実は「適当」なのです。
仕事でストレスをためる人は一人で乗り切ろうとする
仕事でストレスをためる人は、大きな仕事を任された場合、自分一人で乗り切ろうとする傾向にあります。
こういう人は忍耐とか我慢とかいった言葉が大好きな傾向があります。
このような人は、できないことをいつまで経っても、一人でやろうとしますので、ストレスがたまるのです。
仕事でストレスをためない人ほど、一人ではなく、ほかの人の協力を求めます。
一人の力は小さくても協力することで、仕事を乗り切ろうとするのです。
忍耐や我慢ではなく、協力することによって仕事でのストレスをためないようにしてしまっているのです。