糠漬けは糠漬けは発酵食品の一つとなります。
元々は干した大根を糠に漬けた物でしたが、今では様々な食品が漬けられていますね。
そんな糟漬けですが、始まりはどのようなものだったのでしょうか。
糠漬けの始まりってどういうものなのかと糠漬けレシピについて紹介します。
糠漬けについて
発酵食品の一つである糠漬けは、干した大根を糠に漬けた物ですが、「沢庵」とも言います。
様々なレシピが存在していて、大根だけじゃなくて色んな物を今は漬けていますね。
そんな糠漬けの語源は「沢庵」と言う人が作ったのが始まりという説があります。
沢庵と言う僧侶がいたと言われる京都大徳寺では、「百本漬け」と呼ばれるものが作られており、これが一般に広まった事で「沢庵漬け」と呼ばれる様になったみたいです。
ほかには「貯え漬け(たくわえづけ)」がなまったものであるとも言われています。
糠漬けの原型となったものとして百本漬けがあるわけですが、この百本漬けですが、干した大根を糠、麹、塩で漬け込み、重しを乗せていくという工程で作られています。
この工程が発酵の工程に値するのだと思います。
保存食としても用いられる様になっていた為に塩のバランスを工夫したり、麹を使わなかったりして工夫してきたようです。
糠漬けの効果
発酵食品の一つである糠漬けは、昔はどの家庭でも当たり前のように作られていたものでした。
どの家庭でも作っていたものなので、レシピも簡単なんですが、毎日糠床をかき回さなければいけない手間がかかることなどもあり、今は糠漬けを漬ける人がどんどん減ってきていますね。
そんな糟漬ですが、昔から日本人に好まれて親しまれてきたのには、優れた食品だからです。
保存が効きますし、食物繊維もたくさん入っている事から、お通じにも良いですし、美肌効果もあると言われています。
大根だけじゃなくて人参やキュウリ、キャベツ等、色んな野菜で出来るところも魅力ですね。
発酵食品糠漬けレシピ
発酵食品である糠漬けは、難しいと言われていますが意外と簡単に出来ます。
レシピを参考にすればどなたでも出来ると思いますので紹介します。
【材料】
米糠 1kg
水 1リットル
塩 100~200g
糠床 200g
粉しいたけ 100g
たかのつめ 3本位
昆布 10g
和からし 大さじ1
【作り方】
1.米糠を弱火にかけて焦げない様に炒めてください。
2.お鍋に水と塩を入れて混ぜ合わせたら煮立たせてください。
3.ポリ袋に炒めた米糠と糠床を入れて、2で作ったものを少しずつ入れながら混ぜ合わせてください。
4.使用していない残りの材料を全て入れて混ぜ合わせてください。
5.糠床を入れるバケツに袋ごと入れて糠床が出来上がります。
毎日袋をバケツから取り出して全体的に混ぜ合わせる作業を1回、もしくは2回行ってください。
6.新しい糠床を使用する場合は「捨て漬け」をしますので、野菜の葉っぱ等、不要な部分を洗ってから糠床に入れて翌日取り出します。
この作業を3日間位行ってください。
7.きゅうり、なす、にんじんなどのお好みの野菜を用意し、よく洗い塩をまぶしてください。
まぶした野菜を糠床に平らに置き、中に押し込む様に沈めてください。
8.翌日以降、お好きな漬け具合で取り出し、洗って切ったら出来上がりです。