レモングラスは、アジアで古くから使われてきました。
感染病や熱病の治療にも使われてきたレモングラスですが、ほかにも色々な使われ方をしています。
そこで、レモングラスの効能と香りづけをはじめとして、様々な使われ方について紹介します。
レモングラスをハーブティーとして
レモングラスをハーブティーとして飲むレモングラスティーは、アジアで古くから飲まれてきたお茶です。
昔は薬草という位置付けで、レモンハーブは感染症や熱病に効くとされてきました。
また、レモンハーブは料理にもよく使われていますね。
有名なのは、タイ料理のトムヤムクンに使われていることですね。
ほかにも、インド料理や東南アジア料理で、スープやカレーなどによく利用されています。
レモングラスの効能
レモングラスは、医療のための薬草としても、古くから使われてきました。
インドの伝統医学では、精油をコレラなどの感染病や熱病の治療として使ってきましたし、中国では、レモングラスの葉を頭痛や喉の痛み、下痢、はしかの治療に使用していました。
レモングラスは、健康効果が高いので、ハーブティーとして飲むことで様々な効能が得られます。
レモングラスは、殺菌作用がありますので、発熱や頭痛など風の初期症状の緩和に効果があります。
また、胃腸の調子を整える作用もあるので、食欲がないときや胃もたれを感じた時に飲むと、症状の緩和に効果を発揮してくれます。
レモングラスティーは、貧血の予防にも効果があるとされています。
生理中など、貧血になりやすい時期には、レモングラスティーを積極的に飲むと良いでしょう。
レモングラスには、レモンに似た爽やかな香りがするのが特徴です。
この香り成分のことをシトラールと言います。
シトラールには、リフレッシュ効果がありますので、生理中のイライラをはじめ、勉強や仕事などに集中したい時、レモングラスの爽やかな香りでスッキリさせるのも良いでしょう。
レモングラスの使われ方
レモングラスはインドが原産のイネ科オガルカヤ属の多年草です。
シトラールと言うレモンと同じ成分が含まれているので、レモンに似た爽やかな香りをさせているのが特徴です。
様々な健康効果のほかにもハーブティーとして飲む以外に、レモングラスは精油としても使われています。
レモングラスの精油は、アロマテラピーや石けん、化粧品、香水などの香料など様々な用途に使われています。
レモングラスで香りづけ
レモングラスは高い健康効果のほかに、様々な使われ方をしていますが、アジアでは特に料理の香りづけとしても使われてきた歴史があります。
茎の部分はタイ料理のトムヤムクンに使われていますし、魚や肉の臭み消し、スープやソースの香りづけにもよく使われています。
暑くなってくると、食欲が減退してくるものですが、こういう時こそ、タイ料理のレモングラスの入ったトムヤムクンを食べて元気をつけてみてはいかがでしょうか。