発酵食品で韓国や朝鮮のものというとキムチが真っ先に浮かんでくるのではないでしょうか。
韓国では、普通の食事ならスープとキムチは絶対的に出てくるものというくらいです。
そんな発酵食品であるキムチの漬け込み方とはどうやるのでしょうか?
発酵食品キムチのレシピとあわせて紹介します。
発酵食品キムチについて
発酵食品の1つであるキムチは、韓国や朝鮮で親しまれている漬物の事で、辛いと言うイメージがありますね。
秋口になると冬場に備えて、どこの家庭でもキムチ作りが始まるそうで、これがキムジャンという行事になっているそうです。
野菜の発酵食品であるキムチには、乳酸菌がたくさん含まれていますし、ビタミン類も凄く豊富に含まれていますので、とても栄養価が高い発酵食品といえます。
日本から韓国旅行に行くとお土産に持って返ってくる人がとても多く、韓国のお土産としても人気のキムチ。
日本のスーパーなどでもたくさん種類が扱われており、とてもポピュラーな存在となっていますね。
日本人の方でも日本の発酵食品よりもキムチの方が食べているという方も多いのではないでしょうか。
チゲ鍋や豚キムチなど様々な料理にも使われる位メジャーになっていますので、日本人にはとても親しみやすい発酵食品の1つだと言えるでしょう。
発酵食品キムチの作り方
韓国や朝鮮では食卓には欠かす事が出来ない発酵食品といえばキムチとなるわけですが、レシピも日本の漬物の作り方とはちょっと違っています。
塩漬けした野菜に唐辛子やニンニク、塩辛類の薬味、果物等を合わせて漬け込むというのが一般的のようです。
一般的なのは白菜のキムチやキュウリのオイキムチ、大根のカクテキ、野菜の丸漬けであるトンキムチ、水キムチなどです。
もちろんレシピには各家庭毎に独自のものが有るそうです。
まさにお袋の味って感じなんでしょうね。
キムチといえば唐辛子のあの辛さが特徴的ですが、元々は唐辛子を使っていなかったそうです。
唐辛子が使われるようになったのは17世紀位からで、その頃からキムチの種類も格段に増える事になっていったそうです。
発酵食品キムチのレシピ
韓国や朝鮮での国民食として親しまれている発酵食品であるキムチは、日本でも大人気ですね。
そんなキムチをレシピを参考にご自分で作っている人が増えてきているようです。
自分で作ることで、市販にはない自分好みの味のキムチが作れるのは魅力的ですね。
キムチはそのまま食べるだけでなく、キムチを使った料理のレシピがたくさんあるので、とても使い勝手が良い食材でもあります。
そんなキムチの作り方について簡単に紹介します。
【材料】
白菜 1株
大根 1/2本
ニンジン 1/2本
長ネギ 2本
ニラ 1束
玉ねぎ 1/2個
塩辛 150g
りんご 1/2個
塩 150g
しょうがのすりおろし 大さじ1
にんにくのすりおろし 大さじ1
粉唐辛子 150g
ハチミツ 小さじ1
【作り方】
1.まず白菜を1/4に切って水洗いをしてください。
水洗いしたら1枚ずつ根元から塩をすりこんでいってください。
2.ボウルに水を700ccほ入れて、白菜と残った塩をボウルに入れてよく混ぜ合わせ、それを一晩置いておいてください。
3.大根、ニンジン、長ネギ、ニラを千切りに切ってください。
千切りでなくお好みの大きさでも構いません。
次に玉ねぎと塩からをみじん切りにしてください。
そしてりんごうをすり下ろしてください。
4.一晩置いておいておいた白菜を軽く水洗いしたら、水気をしっかり切って下さい。
大きいボウルに他の切った材料、しょうが、にんにくを入れて混ぜ合わせてください。
5.白菜1枚1枚の間に混ぜ合わせたものを塗り込んでください。
6.タッパーなどに入れてしっかりと蓋をしてください。
そのまま2日間程室温で放置し、発酵させてください。
7.醗酵させたら冷蔵庫に1週間ほど入れて寝かせてください。