肩甲骨のまわりには褐色脂肪細胞というものがあります。
この褐色脂肪細胞はダイエットに関係している細胞です。 この細胞を活性化させると痩せるということで注目された細胞です。
そこで肩甲骨と褐色脂肪細胞の関係、肩甲骨とダイエットの関係について紹介します。
また、褐色脂肪細胞を活性化させる簡単な方法として入浴時のシャワーを使用する方法がありますので、褐色脂肪細胞を活性化させるシャワー動作についても紹介します。
肩甲骨と褐色脂肪細胞
褐色脂肪細胞といえばダイエットと大きく結びつく部分があり、その細胞は肩甲骨のまわりに存在しており、脂肪を燃やすのに大きな役割を果たしています。
それだけでなく、体温を上げたり免疫力を上げて病気にかかりにくくするという健康面においてもなくてはならないものです。
しかし残念なことにこの褐色脂肪細胞は赤ちゃんの時がいちばん多く、年齢とともに減少していきます。
年齢とともに太りやすくなるのもこの褐色脂肪細胞の減少も原因の1つです。 女性ならば30代半ば、男性ならば40代からこの褐色脂肪細胞は激減します。 中年太りの要因はこの褐色脂肪細胞の減少にも起因しているところも多いです。
逆の見方をすれば赤ちゃんが非常に多くの汗をかき、体温が高いのはこの褐色脂肪細胞のおかげです。
肩甲骨とダイエット
褐色脂肪細胞が肩甲骨に多いことから肩甲骨を活性化することによってダイエットに適用できます。
とにかく肩甲骨を動かすと血液やリンパの流れがよくなります。 そして体も暖まります。
また、肩甲骨を背中の中心の寄せるというストレッチや腕を大きく動かすことも効果があります。
特に腕を大きく動かす運動はラジオ体操によく出てきます。 ラジオ体操をすることを習慣づけることもひとつの方法です。
平日においてはラジオでは1日4回放送されています。 それを活用することをおすすめします。
それに姿勢に気を付けることです。 姿勢がよくないと肩甲骨が動きにくくなって血流が悪くなり、それゆえにいわゆる肩甲骨ダイエットの効果も半減します。
特にデスクワークの人は姿勢に意識する必要性があります。
褐色脂肪細胞を活性化させるシャワー動作
褐色脂肪細胞を活性化させる方法は、褐色脂肪細胞が集まっている肩甲骨と首筋のまわりに冷たい水とお湯をシャワーをあてる動作を交互に30秒ごとに5回ほど繰り返します。
温度差が大きいほど褐色脂肪細胞が刺激されます。 その温度差を大きくする方法はお湯よりも冷たい水の方を低く設定する方が効果があります。 お湯の温度を42℃以上にしても効果は同じです。
この方法はダイエットだけでなく、美肌効果や疲れが取れて免疫力があがるといった多くのメリットがあります。
ただ、この方法は血圧にも大きな変動が生じ、心臓にも負担がかかるので慎重に行う必要があります。