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末端冷え性と自律神経の関係 末端冷え性の症状と原因

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hie1

末端冷え性は冷え性の中でも比較的よく起こる症状です。

見逃したり放置することで、本格的な冷え性になるとも言われています。

また、末端冷え性は自律神経が大きく関係していると言われています。

それが末端冷え性の原因となっています。

症状とあわせて末端冷え性とはどのようなものなのか紹介します。

末端冷え性とは


末端冷え性とは手足の指先などが冷えるという症状のことをさします。

それほど、普通の冷え性と性質を異にするものではありません。

手足の末端部分にうまく血液が流れていないのが末端冷え性で、要するに外気温と体温を上手く調節できない状態になっているのです。

末端冷え性になりやすいのは圧倒的に女性です。
その理由は、筋肉量が男性と比べて少ないからです。

末端冷え性は、手足などの心臓から遠い部位だけ冷たく感じ、他の部分は冷えを感じないので、見逃しがちです。

末端冷え性が始まって、見逃したり放置していた結果、症状が酷くなって、本格的に冷え性へと進んでいくという場合がよくあります。

身体は温かいのに、手や足だけが冷たいのなら末端冷え性の可能性が高いので、注意が必要です。

末端冷え性は、冷え性の中でも比較的よく起こる症状で、本格的な冷え性が始まる前の予備段階とも言えます。

末端冷え性の症状を感じたら、本格的な冷え性のはじまりだと思っていいでしょう。

ただ、まだ末端冷え性の段階であれば、それほど深刻になる必要はありません。

この段階でちゃんと対処することで、冷え性になるのを防ぐことができます。

なので、少しでも末端冷え性の症状を感じたなら、早目に予防改善をして本格的な冷え性になるのを防ぎましょう。

末端冷え性の症状


末端冷え性になるとさまざまな症状が出てきます。

まずは手足の先が冷えてきて、しびれるような感覚を覚えたりします。

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これは、血液が手足の末端までうまく循環していないからです。

この症状は末端冷え性において顕著に見られる症状です。

なぜそうなるのかというと、自律神経のコントロールがうまく働いていないからです。

ほかにも末端冷え性の症状として、肩凝りや腰痛などが起こったり、足がむくみやすくなったりします。

こうした症状は、血液の循環が悪くなることで起こるもので、足のむくみはそのまま放置すると、やがてそれが脂肪に変わり、簡単には脂肪が落ちなくなるので注意が必要です。
つまり、美脚を目指す人にとって末端冷え性は、非常に厄介な存在なのです。

末端冷え性が進行すると夜寝付けなくなるという症状に多くの方が悩まされます。

こういう症状が出始めたら危険です。本格的な冷え症への移行期に起こる症状だからです。

自分は冷え性ではないと思っている方ほど、末端冷え性を悪化させて冷え性になるので、少しでも症状が出たら、早めに改善策をとらなければなりません。

末端冷え性の原因


末端冷え性は、さまざまな原因によって起こりますが、中でも自律神経が大きく関係していると言われています。

自律神経は交感神経と副交感神経からなっていますが、この2つの自律神経のバランスが崩れることが原因で末端冷え性が起こると言われています。

交感神経が優位に働くと血行が悪くなります。
末端冷え性になる方は、交感神経が常に優位になっていると言われています。

末端冷え性の症状と言えば、手足の先の冷えですが、末端の血管は細いので、どうしても血行が悪くなりやすいのです。

クーラーの効いた部屋に長くいる人や、寒い時期に薄着でいる人は、それが末端冷え性の原因になることがあるので、注意が必要です。

末端冷え性の原因を探っていくと、根本は血行不良にあります。
これはいわゆる冷え性と言われるものと何ら変わることはありません。

末端冷え性は、単純に手足への血液循環が上手くいっていないのです。
血のめぐりが手足の末端まで上手く届かないことが原因になっているのです。

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