インナードライって知っていますか?
インナードライ肌とも言われますね。
わたしの肌って乾燥肌のはずなのに、なぜテカるのって方いませんか?
その症状がインナードライの典型です。
「乾燥肌なのにテカる」って、どっちのケアをしたら良いのか迷いますよね。
そこでインナードライについてとインナードライかどうかをチェックする方法それにインナードライを改善する方法について紹介します。
インナードライとは
インナードライとは、肌の内部が乾燥してしまっている肌のことをいいます。
乾燥肌なのにテカるっていう方は、インナードライである可能性が高いです。
インナードライは、肌の表面は脂でテカっているので、脂性肌と区別がつきにくく、自分の肌のことを誤解している方も少なくありません。
脂性肌の対策をしっかりとしているのにも関らず、一向に肌のトラブルが改善されないようでしたら、インナードライを疑ってみるべきでしょう。
私たちの肌にはサイクルというものがあります。
普通、肌のターンオーバーがきちんと行われているのでしたら、28日サイクルです。
この周期で瑞々しい肌が再生されるのですが、これがインナードライの方の場合、28日よりも早いサイクルで新しい肌が再生されるようになってしまいます。
28日よりも早く再生されてしまった肌というのは、外部環境に弱いのです。
要するに肌が様々な肌トラブルになる危険度が高いということになります。
インナードライは、肌の内部が乾燥してしまっているため、肌の弾力が失われてしまいます。
肌の弾力がないと、シワやたるみの原因となりますし、ほかにも様々な肌トラブルに見舞われることになります。
さらに、私たちの身体には防御反応が働きます。
肌の内部が乾燥してしまうと防御反応が起き、これ以上水分が肌内から蒸発しないように働きます。
なので、インナードライになると脂でテカっている肌が一層テカることになるのです。
インナードライのチェック方法
インナードライかどうかチェックするにはどうすれば良いのでしょう。
肌内の水分が不足しているのがインナードライなので、肌内の水分量をチェックすることが重要なのですが、それだけではなく皮脂量にも注目してください。
インナードライのチェック方法としては、水分量だけチェックすれば良いのではと考える方もいらっしゃいますが、水分量だけでは乾燥肌かどうかということしかわかりません。インナードライかどうかは分からないのです。
インナードライの特徴というのは、肌内の水分が不足しているのにも関らず、皮脂の分泌量が多いということです。
なので、皮脂量もチェックする必要があるのです。
インナードライかどうかのチェック方法ですが、確実なのは美容部員のいる化粧品店へ行って測ってもらうことでしょう。
美容部員のいる化粧品売り場には、ほとんどの所で肌の水分量と皮脂量を計測できる機械が置いてあるはずです。
数字で出てくるのでハッキリと分かります。
しかし、インナードライをチェックするために、わざわざ化粧品売り場に行きたくないという方もいるでしょう。
行ったら何か購入しなくてはと思ってしまったりして、なかなか足が向かないという方もいるでしょう。
そういう方は、ネット上でインナードライのチェック方法がたくさん紹介されていますので、試してみてはいかがでしょうか?
インナードライの改善方法
インナードライの改善方法ですが、インナードライの状態というのは、皮脂はしっかりと分泌されているのにも関らず、肌の内部が乾燥して状態なので、これを改善するには保湿をするのが有効な手段となります。
保湿をして肌の内部に水分を行き渡るようにすることが改善方法となるのです。
インナードライの改善方法は保湿とあわせて洗顔も有効です。
皮脂がテカっているからと、ゴシゴシ洗うのは得策ではありません。
洗顔した時は、皮脂は一旦落ちでしょうが、再びテカってきてしまいますから。
インナードライを改善するために行なう洗顔は、余計な皮脂だけを落とす洗顔料を使って洗うことです。
洗顔を誤ると必要な皮脂までも落としてしまい、肌の内部の水分が蒸発しやすくなります。
その結果、改善どころか、悪化してしまう可能性があります。
洗顔とあわせて肌の奥深くまで水分が届く化粧水を使い、インナードライを改善していくようにしましょう。