顔がかゆいのは、乾燥しているのかもと感じたことはないでしょうか?
乾燥と聞くと、つい保湿すれば改善すると考えてしまいますよね。
しかし、保湿だけではかゆみは完治しない場合があります。
では、どうすればよいのでしょうか?
そこで、顔がかゆいのが、乾燥から来ている場合と乾燥が原因ではない場合について紹介します。
顔がかゆいのが乾燥が原因の場合
顔がかゆいのは、乾燥が原因の場合が多々あります。
乾燥した肌は、肌のバリア機能が低下してかゆみを招いてしまいます。
少しだからと、かいてしまうこともありますが、できるだけ止めるようにしましょう。
バリア機能が低下した皮膚はとても細胞が弱く、すぐに粉がふいたような状態へと変化します。
最悪の場合には、ピリピリとした刺激肌になってしまうかもしれません。
バリア機能の低下は、甘くみてはいけないのです。
顔のかゆみで、肌が乾燥していると思ったら、すぐに肌を保湿するようにしましょう。
刺激の少ないタイプの化粧水と乳液を使用します。
まず、化粧水で顔全体を潤したら100円玉大の大きさ程度の乳液を手の平に出します。
手の平で軽く馴染ませてから、顔全体に押さえるようにパッティングして、つけていきます。
その後は、手の平で頬を包むようにハンドプレスします。
化粧水で水分を、乳液で潤いを与えて顔全体を保護して乾燥対策をしましょう。
顔がかゆいのが乾燥なら部屋の湿度が大事
顔がかゆいのは、乾燥が原因の場合、肌の対策だけではなく、お部屋の乾燥対策もとても大事なものとなります。
特に冬は、要注意です。
外気も寒さで乾燥し、部屋の中の暖房器具もフル稼働していては、乾燥から逃れることはできません。
顔がかゆいのが乾燥からきているのでしたら、お部屋の湿度を少し上げるように、加湿器をつけるようにしてはいかがでしょうか。
また、加湿器がない場合は、濡れたタオルを1枚、部屋干しにするだけでも乾燥を防ぐ効果を得ることができますよ。
その時は、洗った清潔なタオルを干すようにしてください。
雑菌やカビが混じっているタオルを干すと部屋の中に、カビ菌が浮遊してしまうことになりますから。
カビ菌の浮遊に関しては加湿器にも同じことが言えます。
中やフィルターを小まめに掃除するようにしましょう。
特にフィルターが汚れている状態のままで使用を繰り返していると、室内の空気中に雑菌やカビ菌が浮遊してしまいます。
乾燥対策でお部屋に菌を撒き散らしていては意味がありませんので注意しましょう。
顔がかゆいのが乾燥が原因ではない場合
顔がかゆいのは、乾燥が原因だけではありません。
暑さで汗をかいてしまうと汗が皮脂に付着し、皮脂が酸化してかゆみが出るようになります。
冬でも、暖房がガンガンついていると、じんわりと顔に汗をかいてしまいます。
汗がついたままで放置してしまうとかゆくなるのです。
また、アレルギーもかゆみの原因の一つです。
花粉のシーズンになるとかゆみが出る、化粧品を変えた、犬や猫アレルギーなどアレルギーの原因は様々です。
症状を和らげる薬を服用することや、原因物質を取り除くことが大切です。
乾燥以外に顔がかゆくなる要因があるようでしたら、一度、病院を受診するようにしましょう。
また、精神的なストレスが顔のかゆみの原因になってしまう場合もあります。
心当たりがあり、皮膚科に相談しているのに症状が改善しなければ、心療内科の受診も検討した方が良いのかもしれませんね。