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リコピンによる副作用とおすすめのトマトジュースのタイプ

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リコピンは活性酸素を除去する抗酸化力が強いのが特徴の赤色の色素です。

ですから、赤い食べ物にはかなりの確率で含まれています。

その代表なのがトマトですね。

ほかにも美白効果やダイエット効果、最近では花粉にも効果があることがわかってきています。

そんなリコピンですが、毎日15mg以上の摂取が望ましいと言われています。

しかし過剰に摂取するとどうなるのでしょうか?

そこでリコピンの過剰摂取による副作用について紹介します。

また、リコピンと聞くと、多くの方が真っ赤なトマトを思い浮かべますが、ほかにもリコピンを多く含む野菜があるので、おすすめのトマトジュースのタイプと共に紹介します。

リコピンの過剰摂取による副作用


リコピンの過剰摂取による人体への悪影響を懸念する方がいらっしゃいます。

なんでもそうですが、過剰摂取をすれば何かしらの副作用は起こるのではと気になりますよね。

リコピンは活性酸素を除去する抗酸化力が強いのが特徴の天然成分です。

天然成分であるということもあり、過剰摂取による重大な副作用の報告は現在のところありません。

むしろ、高血圧症の方の場合には、1日の必要摂取目安量とされる15mgの2倍位の量を摂取した方が、効果が出やすいという報告があるくらいです。

ただ、リコピンを多く含む緑黄色野菜はトマトをはじめ、体を冷やす野菜や果物でもあります。

なので、過剰摂取によって、リコピンによる影響ではなく、体調不良を起こす可能性も決して低くはありません。

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体を冷やす食べ物を多く食べることは私たちの体には決して良いことではないのです。

リコピンを含む野菜


リコピンを多く含む野菜というと、多くの方が真っ赤なトマトを思い浮かべられるのではないでしょうか。

実際、トマトは高い抗酸化作用を持つリコピンを最も多く含んでいる野菜です。

他にリコピンを多く含む食品はあります。

トマト以外にも、ニンジンやスイカ、柿と言った赤い野菜には抱負に含まれています。

また、リコピンは、熱に強く加工しても性質が変わらないという特徴があります。

なので、トマトの加工品にも多くのリコピンが含まれています。

その代表的なのがケチャップです。

実はトマトケチャップにはトマトよりも多くのリコピンが含まれています。

もちろんホールトマトやトマトジュースなどにも多くのリコピンが含まれていますよ。

リコピンは油性の有機化合物なので、油と一緒に摂取する事で、さらに体内吸収されやすくなります。

ということはドレッシングをかけたトマト入り野菜サラダというのは、非常に効果的な食べ方と言えますね。

リコピンをトマトジュースで摂取


リコピンは加工しても性質が変わらないので、手軽に摂取することが出来るトマトジュースにも多くのリコピンが含まれています。

リコピンをより効率良く摂取するには、毎日トマトジュースを飲むのが一番良いと言われています。

そこでおすすめのトマトジュースのタイプがあるのですが、それは食塩無添加のトマトジュース、もしくは低塩のトマトジュースです。

これは別に、塩がリコピンを破壊するからとかという事ではなく、ただ単に塩分の取りすぎが体に良くないからです。

WHO(世界保健機構)が提唱する塩分摂取量の目安というのがあって、それが1日に5~6gです。

仮に普通のトマトジュースを毎食後に200mlずつ飲んでいると、それだけで摂取する塩分がこの約半分に到達してしまうので、食塩無添加や低塩のトマトジュースを飲むことをおすすめします。

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