健康

花粉症が一回で治る注射とは?花粉症対策の注射の種類と効果

投稿日:

kafunchusha

花粉症対策を注射でおこなう方法があります。

どんな薬も思うように効かないといった、重症の花粉症の悩みを解決できるものとして注目されています。

一回の注射で花粉症が治ったとか一ヶ月近くは治るなんてネット等で見たことはありませんか?

花粉症が一回で治る注射とはどういったものなんでしょうか?

花粉症対策の注射の種類と効果について紹介します。

花粉症の注射 ステロイド注射


一回の注射で花粉症が治ったとかの情報がネット検索するとたくさんでてきますが、そのほとんどがステロイド注射です。

ステロイド注射は保険適応外となります。

花粉の症状が出てから注射しても大丈夫な注射です。

シーズンに一回の注射で効果がでる方もいますが、普通は数回の注射をするのが一般的です。

ステロイド注射は1本1,000円くらいですが、病院によって金額はかなり異なりますので、事前に調べた方がよいでしょう。

ステロイド注射は効果が高いと言われていますが、副作用があります。

主な副作用として免疫力の低下や副腎機能不全、胃潰瘍、肝機能障害、高血圧、糖尿病などです。

日本耳鼻科学会や日本アレルギー学会などでは、副作用が数週間続くことも多いのでオススメはしていません。

花粉症の注射 ノイロトロピン注射


花粉症で効果のある注射であるノイロトロピン注射は、花粉症による鼻水や鼻づまり、目のかゆみに対して効果があります。

スポンサードリンク

他の注射や飲み薬と併用することもできる安心な注射だと言われています。

副作用がほとんど無いため、多くの病院で推奨されている注射です。

花粉の症状が出てからでも注射することができます。

保険が適用されますので、注射1本500円程度の病院が多いです。

人によって回数に違いがありますが、1ヶ月に数回の注射が必要なのが一般的です。

ただし、ノイロトロピン注射は誰にでも効果があるというものではありません。

効果が得られない方もいますし、効果がでたり、でなかったりする方もいます。

ノイロトロピン注射だけで効果が得られることが少なく、飲み薬などを併用して効果が得られることが多い注射だと言われています。

花粉症の注射 ヒスタミン注射


花粉症で効果のある注射であるヒスタミン注射は、花粉症の症状が出る前にしないと効果が得られない注射となります。

週に2回くらいの頻度で、6回~10回ほどの注射が必要です。

これによって体内に抗体を作くり、花粉症の症状を出にくくするものです。

副作用が極めて少ない注射で、ノイロトロピン注射と併用することで効果が高まると言われています。

保険が適用されますので、注射1本で500円~1000円程度の病院が多いです。

ヒスタミン注射は、完治が目的のものではないので、毎年シーズンが始まる前に6回~10回ほど病院に通う必要があります。

体への負担も少なく、そのシーズンを花粉症から快適に過ごしたい方におすすめの注射となります。

スポンサードリンク

-健康
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

haburasi3

歯周病予防に関係する歯ブラシの形とデンタルフロスによる歯垢除去率

歯周病を予防するには歯磨きが大きなポイントとなります。 そうなると磨く道具である歯ブラシがとても重要ということになります。 また、あわせてデンタルフロスを使用する効果はとても高いものがあることがわかっ …

noro3

子供がノロウィルスに罹ったらどうする?食事と対策

子供がノロウィルスになると大人と違い、重症化してしまう危険性があります。 子供がノロウィルスになっても特効薬はありませんので、どうしたらよいのでしょうか?また、ならないようにするにはどうしたらよいので …

no image

おならが多い原因とは?おならが多くなる病気や加齢との関係とは?

おならが多いと悩んでいる方はたくさんいます。おならは誰ものがでるものですが、自分は他の人に比べて多いのではないのかとか臭いのではと悩んでいる方が多いのです。 おならが多いのはなぜなんでしょうか?おなら …

ha2

歯周病の原因とは?歯茎のブラッシングの重要性と歯間ブラシの活用

歯周病は虫歯や口臭の原因となりますが、歯周病そのものの原因とは何なんでしょうか。そこで、歯周病の原因と予防のひとつとして大切な歯茎のブラッシングの重要性について紹介します。 また、歯周病の前段階である …

kasi2

下肢静脈瘤は足の痛みやむくみ、ダルさがある方は要注意

下肢静脈瘤は、足の痛みやむくみがあるからと言って、そうだと思う方は少ないでしょう。 しかし、手術しなければいけない場合もある病気なので、ある程度知識として知っておいて損はないでしょう。 そこで、下肢静 …