女性で腰痛に悩んでいる方は多いですね。
その腰痛が職場が原因となることもあります。
腰痛を病名と勘違いしている人も多いと思いますが、腰痛とは症状であって、病名ではありません。
災害性腰痛って聞いたことがありますか?
これは職場で起こるものです。
女性に多い災害性腰痛とはどういったものなのか、腰痛を防ぐ方法と腰痛になってしまった場合の改善方法と食事との関係について紹介します。
女性に多い災害性腰痛とは
腰痛は男女問わず悩んでいる方が多い症状。
主に背骨とその周辺の筋肉等が原因で起こる事が多いのですが、腰痛を起こしてしまう場所の一つに挙げられるのが、職場でしょう。
その職場において、人間関係のストレスも腰痛の原因になるのです。
これは心理的な原因として起こります。
関係ないようですが、腰痛とは体だけではなく、心理的なものも影響を与えるのです。
それに対して職場での業務上の負傷に起因する腰痛のことを災害性腰痛というのです。
しかしながら、職場の場合は、重い荷物を扱う業務や長時間パソコンに向かうといった、腰部に過度の負担を与える不自然な作業姿勢業務が、女性の場合は殆どと思われるのですが、これを非災害性腰痛と表現されているのです。
又、例え、持ち物が軽量であっても、体をひねった途端の腰痛もあるのですが、ぎっくり腰もその部類に属するわけです。
特に、女性の場合は、妊娠から出産という大きな仕事で、腰を痛めるケースも往々にしてあるのです。
なってからでは遅い腰痛を防ぐ方法
なってからでは遅いのが腰痛です。
わたしは一度なってから、年に1回もしくは2回、数週間腰痛に悩まされるようになってしまいました。
その間は安静しているしかないので、スポーツなどを控えて、日々ちょっとした動きでも腰にビキン!と痛みが走る状態で過ごしています。
このように一旦腰痛の症状が表れると気分的にも厄介なものですから、「私は若いから大丈夫!」と他人事と思っていると、いざとなると、大ごとになってしまいます。
日頃から腰痛を避けるようにしなくてはいけないと思うのです。
そこでお勧めするのが、正しい姿勢です。
正しい姿勢とは、背もたれを使う事を極力避けて、背筋をピンと伸ばして、自宅のテレビを観る習慣、ベンチなどのイスに座る時も腰を浅くかけて、背筋ピンと伸ばします。
歩く時の姿勢も出来る限り、背筋を意識して、大股の歩幅でしゃきんとした速度の早めにする事が腰痛を起こしにくい歩き方ですので、まずはこのようなことから対策を始めてみてはいかがでしょうか。
腰痛の改善方法と食事
残念な事にすでに腰痛になってしまったという方には、この改善方法がお勧めです。
まずは、椅子に浅目に腰かけて、両足を腰から垂直になるように、まっすぐ前に伸ばしてみて下さい。
これが出来そうになければ、床の上から10センチでも20センチでも良いので、無理をしない程度に両足を揃えて宙に浮かせてみて下さい。
これら、どちらでも、ご自分にあった方を選択し、3分をワンクールとして、1日2回ずつ繰り返す事を継続すると腰の痛みも和らぎ、背骨も腹部も正常になる効果が期待されます。
この体を使った改善方法と併用して気を遣う必要があるのが食事です。
女性の多くは、冷え性や産後の疲労、加齢による女性ホルモンの減少、無理なダイエットなどにより腰痛の原因は多種多様ですが、この食事という人が口にする食べ物は、それらすべての原因に共通して必要不可欠の事だと言えるでしょう。
腰痛に限らず、どのような病でもその症状に対応すべき事は、バランスのとれた食事をする事ですが、食事で腰痛の改善に必要なのは、高タンパク質とビタミン類です。
豆乳やお豆腐、豆類、ヨーグルト、牛乳、チーズを意識して根菜を含めた野菜類を摂取する中に、毎食、高タンパク質とビタミン類が豊富な食品を加えてみる事も必要だという事です。