毛布を頻繁に洗濯するのはなかなか難しいのではないでしょうか。
毛布はカバーを付けないので、汚れや衛生面が気になるものです。
そこで、毛布を洗濯をするまでの間、少しでも衛生的に使うための工夫について紹介します。
また、毛布などの収納場所に困った時の収納ケースの利用についても紹介します。
毛布を衛生的に使うための工夫
毛布は布団や枕などと違い、カバーを装着して使うものではありませんね。
直接肌に触れているものですね。
私たちは、一晩寝ている間にコップ一杯分もの汗をかいていると言われています。
当然、顔や首などの皮膚から皮脂も出ています。
それがカバーを付けていない毛布に毎晩、付いてしまっているわけです。
毛布は厚手で大きいこともあり、布団と同様にみられ、滅多に洗うものではないという認識を持っている方が多いです。
しかし、先ほど紹介しましたように毎晩汚れ等が付着しているのが毛布なのです。
本当はマメなお手入れが必要な寝具なのです。
出来れば頻繁に洗濯をしたいものですが、そう簡単にはいきませんよね。
そこで、洗濯をするまでの間、少しでも衛生的に使うための工夫を紹介します。
日中家にいられる方の場合
日中、家にいられる方の場合なら、朝起きたら、家事の合間に毛布を物欲し竿にかけて髪の毛や糸くず、ホコリなどを叩き落としてください。
日光の強さにもよりますが、1~2時間、日に当てたら取り込んでください。
取り込んだ時、キレイにたたまないで、無造作に置いておいてください。
なぜ無造作におくのかというと、実はキレイに畳んでしまうと、汗や皮脂などが蒸発できずに湿ったままになり、それがカビやダニが発生する原因となってしまうからです。
無造作に置くことによって、太陽に当てる面積を広くしたり、空気の通り道を自然と作り、乾燥しやすくしているのです。
日中家にいられない方の場合
日中、家にいられない方の場合、寝室に太陽の光が当たる部屋の場合、朝起きて天気が良ければ窓を全開にします。
もしくは太陽の光が当たる部屋に毛布を移動して、窓を全開にします。
寝具はキレイに整えずに半分ほど無造作にめくり、その部分が日光に当たる様にしておきます。
翌日は反対側の半分に日光を当てるようにします。
これを繰り返しおこないましょう。
出かける時は窓だけ閉めて、出かけましょう。
毛布の収納場所に困ったら
毛布はかさばるので洗濯もそうですが、干すのも困りますし、その後の収納場所にも困りますね。
たいていは掛け布団とセットで、困ることが多いのではないでしょうか。
羽毛布団の場合、重量は軽くて済むのですが、とにかくかさばりますよね。
この場合、まずは、毛布よりも羽毛布団の方をコンパクト化する方法を考えた方が良いでしょう。
コンパクト化できるように、羽毛布団専用の収納ケースに入れるのがオススメです。
圧縮袋に入れるという方法もありますがオススメ出来ません。
圧縮袋は羽毛のためにも避けた方が無難だと思います。
収納ケースを使えば、コンパクトに収納できるだけでなく、キレイに重ねることができるので、押し入れの上部に隙間を作ることなく、積み木のように上手く重ね、スペースを作ることができます。
収納ケースに入れれば、そのまま入れておくよりも、かなりのスペースが確保できるようになりますので、空いたスペースに毛布を収納しましょう。。
毛布は普通にたたんで入れても良いですし、羽毛布団と同じように収納ケースに入れておいても良いでしょう。
インテリアの一部にする
最近では、毛布や布団をインテリアの一部にする、という収納方法があります。
これはどういうものかというと、例えば丸い形の収納ケースと、角型の収納ケースを利用してソファー代りにするというものです。
これは手作りでもできます。
自分の好きな柄の大きめの布で毛布をくるみ、両端をリボンで結べば手作りのソファーになります。
どうしても押し入れのスペースが確保出来ないという場合、日中はこのようにインテリアの一部として利用し、夜はそれを崩して寝具として使うというのもありではないでしょうか。