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歯周病予防に関係する歯ブラシの形とデンタルフロスによる歯垢除去率

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歯周病を予防するには歯磨きが大きなポイントとなります。

そうなると磨く道具である歯ブラシがとても重要ということになります。

また、あわせてデンタルフロスを使用する効果はとても高いものがあることがわかっています。

そこで、歯周病予防に大きく関係する歯ブラシの形とデンタルフロスによる歯垢除去率について紹介します。

歯周病予防と歯ブラシの形


歯周病予防と歯ブラシの形は大きく関係しています。

本来であれば、奥歯を磨く場合と前歯を磨く時では、歯ブラシの形を変えることが理想です。

磨く時は歯ブラシを歯と歯肉の境目に45度の角度で当てて、歯肉の隙間をかきだすイメージで、歯の1本1本を丁寧に磨くように意識して磨いてください。

カーブの部分では歯ブラシをしっかりと押し当てて磨きましょう。

前歯は横磨きの後に縦磨きをし、犬歯の部分は隣の歯との隙間がありますから、丁寧に磨くことを意識してください。

全体に言えることですが、ゴシゴシと強く磨くのではなく、丁寧に優しく磨いてください。

常に磨き方を意識しながら磨くことによって、歯周病にならない歯を作ることが出来ると言われています。

磨き残しが無いように歯磨きをする時は磨く順番を決めて磨きましょう。

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歯周病予防とデンタルフロス


歯周病予防とデンタルフロスはとても関係が深いと言えるでしょう。

デンタルフロスを使用することで、歯垢除去率が8割もアップすると言われているからです。

デンタルフロスとは歯垢を取り除くための糸のことです。

歯科医で歯を磨いてもらう時には必ずやってもらうはずです。

歯周病予防の効果が高いと考えられているため、歯科医も自宅で歯磨きをする時には、ほとんどの人がデンタルフロスを使用しています。

歯垢除去率は歯ブラシだけの場合は6割だと言われています。

歯磨きとあわせてデンタルフロスを使用すると、歯垢除去率が8割にアップすると言われています。

デンタルフロスは歯と歯の間に入れます。

デンタルフロスの使い方も歯ブラシでの磨き方同様に歯科医で教えてもらえます。

この時に引っ掛かりを感じたり、デンタルフロスが入らない、もしくは入りにくいようでしたら、被せ物がある人はそれがずれている可能性が高いです。

長年経過した歯は少しずつひずんでいくので、歯医者さんで診てもらいましょう。

デンタルフロスによって除去された歯垢はうがいで吐き出してください。

いろいろな道具を使用することで、歯磨きだけで取れない汚れを取り除き、確実な歯周病予防をしていきましょう。

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