就業不能保険は、一家の大黒柱に病気や怪我で長期働けなくなった時、家庭の支出を助けてくれる注目されている保険のひとつです。
病気や怪我で、もしも長期に働けなくなった場合、有給休暇で対応すると思いますが、貴重な有給を使用しないで済むのが就業不能保険なのです。
傷病手当金というのもありますが、その不足額を補ってあまりあるものとなります。
そんな就業不能保険の必要性と就業不能保険で長期の入院や在宅療養、万一の怪我に備える必要性について紹介します。
就業不能保険の必要性
就業不能保険の必要性は、長期働けなくなった場合の事を考えると、家庭の毎月の決まった支出を助けてくれるものとして注目されているのも納得です。
就業不能保険に加入しておけば、病気や怪我をして、それが長引くような場合、有給休暇で対応すると思いますが、有休を使いきってもなお復職できないようなこともあり得ますよね。
そんな時の収入の心配をする必要がなくなります。
健康保険に加入していれば、長期で休んでしまうことになり、会社から給料がストップすることになっても、代わりに健康保険から傷病手当金が支給されます。
しかし、傷病手当金は、標準報酬日額の2/3ですし、最長でも18ヶ月ですので、住宅ローンやお子さんの教育費など削ることができない毎月かなりの定期的な出費があるのでしたら、これを賄うことはとても出来ません。
病気の治療費だってかなり掛かるでしょう。
ましてや自営業の方なら、有休もなければ傷病手当金もないので、就業不能保険は必要とされます。
就業不能保険は、傷病手当金に変わるもので、その不足額を補ってあまりあるものですので、一家の大黒柱なら、もしもの時に備えて加入する必要性があるといえるのです。
病気や怪我に備えるんだったら医療保険があるじゃないかという意見もありますが、医療保険は、治療費用を賄うのが目的なので、入院や手術を前提として給付金が支払われます。
就業不能保険は入院を前提としていないので、在宅療養中であっても就業不能と認められれば、給付金が支払われるケースがあります。
就業不能保険で長期の入院や在宅療養に備える
就業不能保険で、もしもの長期の入院や在宅療養になってしまった場合に備えましょう。
就業不能保険は、長期の入院や在宅療養が必要になった場合、生活の基盤となる収入を保障してくれる保険です。
入院するほどではないが、自宅療養が必要で、しかもそれが長引くような場合に経済的に助けになるための保険である就業不能保険は、今注目されている保険のひとつです。
就業不能保険は、毎月の給料のように月単位で自分が設定した金額を受け取ることができます。
掛け捨てなので掛け金もそう高くはありません。
医療保険だと受け取れる日数に制限がありますが、就業不能保険は安心して長期の入院や療養に役立ちますしね。
長期の入院や在宅療養が必要ということは、いつもの生活費にさらに治療代という負担が乗ってくるわけですから、生活を圧迫させないためにも、就業不能保険で長期の入院や在宅療養に備えておきましょう。
就業不能保険で万一の怪我に備える
就業不能保険で万一の怪我に備えておくべきです。
会社員の場合、怪我などで長期休暇が余儀なくされる場合には、傷病手当金が給付されますが、傷病手当よりも優れているのが就業不能保険です。
傷病手当金は給付の期間が短いですし、怪我が完全に治っていなくても打ち切られてしまいます。
就業不能保険なら、怪我が治るまでの間、ずっと保障をしてくれるところが傷病手当とは大きな違いです。
傷病手当だけでの不安から解消されるためにも就業不能保険には加入しておいた方が良いでしょう。
また、怪我だけでなく、住宅ローン対策として就業不能保険で備えておくと良いでしょう。
住宅ローンを組む時には、団体信用生命保険に加入することになるのですが、この保険では長期の入院や在宅療養が必要になったとしても保障の範囲外になっているので、住宅ローンの支払いが大変なことになってしまいます。
住宅ローンの不安から解放されるためにも安定した収入があれば、誰でも加入することができる就業不能保険に入りましょう。