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花粉症のレーザー治療は発症後でも大丈夫?メリットとデメリット

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kafun

花粉症のレーザー治療は、鼻粘膜にレーザーを照射して鼻粘膜のアレルギー反応を鈍くしようという治療です。

レーザー治療は花粉症に限らず、アレルギー性鼻炎の方でもおこなう方が増えてきている治療法です。

ところでこのレーザー治療は、花粉症が発症した後でもおこなうことができるのでしょうか?

花粉症のレーザー治療のメリットとデメリット、レーザー治療によって起こる副作用はあるのかについて紹介します。

花粉症のレーザー治療 発症後でも大丈夫?


花粉症のレーザー治療は、花粉症が発症した後でもおこなうことはできますが、効果があまり得られない可能性が高いです。

そのため、病院によっては断られる場合があります。

花粉症のシーズンよりも前に治療するのが大前提となります。

花粉症の症状が出てからでは効果が期待できないばかりか、鼻の症状がさらに悪くなることもあります。

花粉症のレーザー治療では、鼻の中の粘膜を焼くのですが、焼いた皮膚の再生に時間がかかり、花粉症の症状が出るまでに間に合わないこともあるので、2~3ヶ月前くらいには治療を終えているのが理想です。

検査にも時間がかかり、評判の良い病院だとは予約がいっぱいで、実際にレーザー治療をしてもらえるのが、数カ月先なんてこともあります。

花粉症のレーザー治療を検討しているのでしたら、シーズンの数カ月前から行動を起こす必要があります。

花粉症のレーザー治療 メリットとデメリット


花粉症のレーザー治療のメリットは、効き目や個人差もありますが、治療をしてから数年効果があるということです。

長ければ7年ほど効果のある方もいます。

花粉症のレーザー治療は、鼻の内部を焼くので怖いと感じるかもしれませんが、施術中は麻酔をするのでほとんど痛みを感じないですし、手術時間が両鼻で約15~25分位と短く、ほとんどが日帰りが可能というメリットがあります。

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費用もお薬代や診察費、検査代などがかかりますが、施術は保険の適用なので、一般的に9000円前後でできます。

花粉症のレーザー治療のデメリットは、あくまでも鼻の症状を軽減する治療なので、永久的に完全に症状を無くしてしまうことが出来るわけではないということです。

また、花粉症の方全てに効果が出るというわけではないということです。

個人差があり、実際に治療してみないと効果があるのか無いのかが分からないのです。

治療後2週間くらいは症状がひどくなり、大量の鼻水が出ます。

鼻のなかにも異物がたまり、何度か病院に通わなければなりません。

花粉症のレーザー治療をおこない、症状が改善されたとしても、効果には個人差があるため、花粉が多い日には症状が出る可能性があります。

また、ダニやホコリに対してアレルギー反応が出る方は、早期に再発するというデメリットがあります。

花粉症のレーザー治療 副作用はあるの?


花粉症のレーザー治療による副作用を心配される方もいますが、かなり少ないと言えます。

治療後にも薬を飲み続けないとレーザーで焼いた所の粘膜が再生してしまったり、治療後のかさぶたが大きくなって鼻づまりとなることもあります。

大きくなったかさぶたは、病院で取ってもらえますが、除去後に皮膚の細胞が修復し鼻クソのようなものができ、鼻がつまる原因にもなります。

他にも、吸気の加湿する鼻の機能が一時的に失われることもあるようです。

傷が治まるまでに8~10週間程度かかりますが、施術の一部に下鼻甲介粘膜切除というのがありますが、これは歯のしびれの副作用が出ることがあります。

考えられる副作用には、術後の出血や鼻粘膜の過度の萎縮、鼻粘膜の癒着などがあるのですが、これらの原因は下手な人がやった場合に起こるものです。

だから評判の良いところは予約でいっぱいとなり、実際にレーザー治療をしてもらえるのが、数カ月先になるのです。

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