発酵食品として紀元前6000年にはすでにあったと言われているのがワインです。
それど昔から発酵食品というものは存在し、食されてきたものなんですね。
そこで、発酵食品としてのワインについて紹介します。
また、発酵食品レシピとしてチーズを自分で作る方法についても紹介します。
発酵食品としてのワイン
発酵食品の飲み物として世界中で愛され、昔から飲まれてきたものがワインです。
ワインの歴史はとても古いもので、紀元前6000年頃には既にあったのではないかと言われています。
その後、エジプトなどに伝わるようになり、紀元前3000年頃位からワインとしての生産が始まったのではないかと言われています。
発酵食品でもあるワインは、今では気軽に毎日飲めるお手頃な飲み物ですが、そもそもは神様へ捧げる飲み物であったり、王宮の人間だがいただくような高価な飲み物とされていたものでした。
後に生産量が徐々に増えていく様になり、技術も広がっていき、地中海近辺でワインが盛んに生産される様になっていったのです。
ワインは飲み物としてはもちろんですが、料理にも大活躍するものです。
ワインにはお肉を軟らかくしたり、風味を豊かにしてくれたりするので、美味しい料理を作る大きな貢献をしています。
ワインを使った料理のレシピは数えきれないほどありますよね。
発酵食品ワインの効果
ワインには大きく分けると赤ワインと白ワインがあります。
赤ワインはブドウを発酵させた発酵食品となっていて、ブドウの皮や種に含まれている色んな成分が溶け出して全体で「ポリフェノール」と言う成分となっています。
このポリフェノールと言う成分は身体に良い成分と言うことが分かっています。
主に抗酸化作用やアンチエイジング、動脈硬化、脳血栓、心臓に効果があると言われています。
対して白ワインももちろん発酵食品ですが、ポリフェノールが赤ワインのように多くはありません。
特徴的なのは、酸性度が高い有機酸が含まれていることです。
この為、殺菌作用が高いのです。
ですから、お魚や刺身を頂く時に白ワインを頂くと殺菌作用が食中毒や生臭さを消してくれるとして相性が良いと言われますよね。
発酵食品レシピチーズを作ろう
発酵食品の代表的な物としてチーズがあります。
チーズはその種類も豊富で、風味も豊かなのでそのまま食べるだけでなく、様々なレシピにも使用しやすい一品と言えるでしょう。
そこでご家庭で作れる発酵食品の「チーズ」のレシピを紹介したいと思います。
【材料】
低温殺菌牛乳(未開封) 500cc
砂糖 30g
お好きな市販のヨーグルト 50cc
レンネット 0.02g
【作り方】
1.
牛乳を温めます。
火で温めるのではなく、ボウルに牛乳を入れ、35~40度位の湯煎で少しずつ温めてください。
2.
温まった牛乳にヨーグルトを加え軽くかき混ぜてください。
かき混ぜ終わったら、ボウルの中に雑菌が入り込まない様にするため、アルミホイルを蓋代わりにしてボウルに蓋をしてください。
3.
蓋をした状態で35度位の湯煎で1時間放置してください。
これにより乳酸が発酵される様になります。
4.
煮沸して冷ました水を10ml用意してください。これにより殺菌をします。
これにレンネットを加えて蓋をしているボウルの中にちょっとずつ加え、全体的に均一になる様に混ぜ合わせていってください。
5.
混ぜ合わせたら、再び蓋をして同じ様に35度の湯煎をして30分程放置して下さい。
6.
ミルクの固まりが出来ます。これに切り込みを1cm四方に入れてください。
全体をかき混ぜた後に、40度位の湯煎をしながら5分程放置して下さい。
これによってミルクの固まりの中からホエーと呼ばれる水分が抽出されます。
7.
熱湯消毒した漉す用の布をザルの上に置き、ボウルの中身を入れてください。
こうすることで、ミルクの固まりとホエーわけられます。
わけたらラップをして6時間ほど室内で良いので置いて下さい。
8.
その後、漉し布を絞るとミルクの固まりだけになりますので、まとめて冷蔵庫で一晩ほど寝かせて下さい。
9.
冷蔵庫から取り出し、塩を適量加えながら練り込んだらチーズの完成です。